【島根県大田市の穴子はここが違う!!】漁獲量日本一といわれる島根県でも有名な穴子の産地大田市とは

 今回は漁獲量日本一といわれる島根県でも有名な穴子の産地である「大田市の穴子」についてご説明いたします。

【そもそも穴子とは】
 穴子はウナギ目アナゴ科に属する魚類です。鰻は淡水魚ですが、穴子は海水魚です。見た目の違いは差異はないが、販売価格は多くの場合で鰻が穴子の倍以上の値段で取引されています。その理由としては脂の含有量が違うためです。穴子より鰻のが脂の含有量が圧倒的に多く、カロリーもほぼ2倍です。そのため、味の濃いかば焼きなどの料理が好まれます。しかし、旨味成分として感じられるグルタミン酸の量はほとんど変わりません。鰻と違いあっさりとした味わいの中に旨味が感じられるため、素焼きやてんぷらが好まれます。

【あなごの栄養素】
 穴子にはタンパク質のほか、カリウム、ビタミンA、カルシウムなども含まれています。なかでもビタミンAの含有量は、魚介類の中ではトップクラス!
目、粘膜、肌の健康維持に良いとされており、眼精疲労に有効です。また肌荒れにも有効であり、肌が気になる人にとっては有難い食材となっています。

【島根県大田市とは】
 島根県大田市は日本海に面している自然豊かな市町村です。
 世界遺産である石見銀山(いわみぎんざん)や国立記念公園の三瓶山があります。何といっても日本海で取れる魚がおいしく、高級魚のどぐろも水揚げがあります。驚くことに穴子の水揚げ量は島根県が全国で1番で、そのうちの半分近くが大田市で水揚げされています。中でも一日漁で取れた魚は格物に味が違います!

【一日漁って?】
「一日漁」(いちにちりょう)とは、早朝に出漁し近海で捕れた魚をその日の夕方に水揚する漁のことです。海で泳いでいた魚をその日のうちに水揚げをします、よって鮮度と品質の良さは一目瞭然です。更に、その日の夕方に市場にかけられるので、高品質のまま、水揚げされた魚買付けることもできます。
 
 
【大田市の穴子はここが違う!】
 島根県大田市の穴子は大きさが一味違います!
 一般的には江戸前で好まれる“めそ”と呼ばれる35cm以下の【あなご】が使用されていますが、島根県大田市の穴子は大きさが違います!大きいもので50cmを超え大人の腕ほどの大きさがあります。スーパーで見かける穴子とは迫力、ボリュームともに大違いです!ぜひ、実物をみていただくと差が分かります。

【島根県大田市の穴子は一夜干しがうまい!】
 穴子の水揚げ日本1、2位を誇る島根県。その中でも県内No,1の大田市『一日漁』(いちにちりょう)で水揚げされた新鮮で丸々と太った【真あなご】の一夜干しがうまい!

〇穴子の一夜干し〇
 穴子の一夜干しなんてあまり馴染みがないと思いますが、脂がのっていて皮の旨みは格別です!また、一夜干しによって干物のイメージが強くなる人も多いと思いますが、そんなことはありません。熟成されたプリプリの身かつ脂が濃厚な穴子に変貌しています。

〇穴子の栄養〇
 穴子は、ビタミンミネラル良質のたんぱく質や女性に注目のレチノールなど優れた栄養のある魚です。

 江戸前で好まれる“めそ”と呼ばれる35cm以下の【あなご】と違い、長くて丸々と太った【あなご】を一本使っています。よってボリューム満点です!普段見かける小さな穴子の開きや煮穴子の数倍の厚みがあります。
 深層海水の天日塩だけで薄塩に仕上げているので、天ぷらもお勧めですが、まずは素焼きを味わってみてください。皮の香ばしさ、パリッとした食感、そして身の旨みがあふれ出してきます。ぜひ島根県大田市の銘品・穴子一夜干し穴子をご賞味してみてはいかがでしょうか?
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