Google広告のキーワードマッチ種類を完全解説|最も効果が出る使い分け戦略とは?
「Google広告のキーワードマッチタイプって何?」
「部分一致と完全一致の違いがよくわからない…」
「どのマッチ種類を使えば効果が出やすいの?」
このような疑問は、Google広告を運用するすべての人が一度は抱えるものです。
実際、キーワードのマッチ種類を正しく理解し使い分けることが、広告の表示回数・クリック率・コンバージョン数に直結します。
この記事では、Google広告における3つのキーワードマッチタイプの違い・特徴・使い方を徹底解説し、成果を最大化するマッチ戦略の考え方まで網羅的に紹介します。
■ そもそも「キーワードマッチ種類」とは?
Google広告における「キーワードマッチ種類(Match Type)」とは、登録したキーワードが、どんな検索語句に反応して広告を表示するかを決める設定です。
マッチの設定を間違えると、以下のような悲劇が起こります。
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想定外の検索語句に広告が出て無駄クリックが増える
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ターゲットに届かず、インプレッションが伸びない
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意図しないユーザーにリーチしてCVRが激減する
つまり、どんなに良い広告文やLPを作っても、マッチタイプの設定を誤ると水の泡になるのです。
■ Google広告のキーワードマッチは3種類(※以前は4種類)
現在、Google広告で使用できるマッチタイプは以下の3種類です(2021年の仕様変更により「絞り込み部分一致」は廃止)。
1. 完全一致(Exact Match)
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記号表記: [キーワード]
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特徴: 意図した検索語句に限り、広告が表示される
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例: [ランニングシューズ] → 「ランニングシューズ」や「ランニング シューズ」が対象
※類義語・表記ゆれにも反応するよう仕様変更済み
適しているケース:
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限られたニーズのユーザーにだけ広告を出したい場合
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コンバージョン率を重視する場合
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予算が限られている小規模キャンペーン
2. フレーズ一致(Phrase Match)
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記号表記: "キーワード"
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特徴: 指定キーワードを含む語句で検索された場合に広告が表示される
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例: "ランニングシューズ" → 「おすすめのランニングシューズ」「ランニングシューズ メンズ」など
適しているケース:
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購買意欲の高いユーザー層を幅広く拾いたいとき
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一部の検索語句は拾いたいが無駄打ちは避けたいとき
3. 部分一致(Broad Match)
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記号表記: キーワード(記号なし)
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特徴: 類義語、関連語、意味が近い語句でも表示対象になる
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例: ランニングシューズ → 「ジョギングスニーカー」「スポーツ靴」などでも表示される可能性あり
適しているケース:
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新規顧客の発掘や検索語句のテスト段階
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データ収集のための最初のキャンペーン
■ 実例でわかるマッチタイプの違い
たとえば「中古車 販売」をキーワードとして考えてみましょう。
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完全一致: [中古車 販売] → 「中古車 販売」のみが対象
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フレーズ一致: "中古車 販売" → 「東京都 中古車 販売」「中古車 販売 相場」など
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部分一致: 中古車 販売 → 「車 中古」「中古トラック 売ります」など幅広く反応
このように、マッチタイプが違うと広告の表示範囲が大きく変わるため、戦略的な使い分けが必須です。
■ どのマッチタイプを選ぶべきか?戦略別おすすめ
パターン①:予算が少ない → 完全一致+少数精鋭のキーワード
コンバージョン効率を重視する構成で、無駄なインプレッションを避けられます。
パターン②:商品やサービスがニッチ → フレーズ一致+除外キーワード活用
見込み顧客の検索意図を拾いつつ、無関係なワードをブロックして精度を高めます。
パターン③:新規市場を開拓したい → 部分一致+検索語句レポート分析
広告を広く配信して、CVが取れる語句を分析・収集していく“攻めの型”です。
■ 除外キーワードとの併用がカギ
マッチタイプを問わず、**除外キーワード(Negative Keyword)**の設定は非常に重要です。
たとえば、
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「無料」や「使い方」など購入につながらない語句
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「安い」「比較」「就職」など意図しないユーザー層を連れてくる語句
これらを除外しておくことで、広告費の無駄遣いを防ぎ、成果の出る検索語句に集中できます。
■ よくある失敗とその回避策
失敗①:すべて部分一致で運用し、大量の無駄クリックが発生
→ 除外設定を行い、クリック後の成果データを見てマッチタイプを変更する
失敗②:完全一致のみで運用し、表示機会が少なくデータが取れない
→ フレーズ一致や部分一致も一時的に併用し、テストデータを確保
失敗③:除外設定が甘く、意図しない検索語句がCVを妨げる
→ 検索語句レポートを週1でチェック&更新
■ まとめ|マッチタイプを制する者がGoogle広告を制す
Google広告における“キーワードマッチの使い方”は、成果を左右する最も重要な運用要素の一つです。
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完全一致は精度重視
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フレーズ一致はバランス重視
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部分一致は拡張とデータ収集に最適
この3つを目的に応じて使い分けることで、ムダなく・効果的に・収益を最大化する広告運用が可能になります。