【要注意】CAMPFIREのクラファンを途中で中止するには?手続き・注意点・支援者対応まで完全ガイド
はじめに
「思っていたより支援が集まらない…」
「やむを得ずプロジェクトを続けられなくなった…」
「このまま続けるのはリスクが高いかも」
CAMPFIREでクラウドファンディングを実施中に、“中止”を考える状況に陥ることは珍しくありません。
とはいえ、途中でプロジェクトを止めるには一定のルールがあり、支援者対応やCAMPFIRE側とのやり取りも慎重に行う必要があります。
この記事では、
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CAMPFIREのプロジェクトを途中で中止する具体的な方法
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プラットフォーム上のルールと制限
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支援者に誠実に対応するための注意点
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中止後に信頼を失わないための発信例
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中止を検討する前に見直すべきポイント
を、運営視点と支援者視点の両面から詳しく解説していきます。
第1章 CAMPFIREのプロジェクトは途中で中止できるのか?
✅ 結論:途中での中止は可能(ただし条件あり)
CAMPFIREでは、プロジェクトの進行状況に応じて**“中止申請”を行うことができます。**
ただし、方式(All-or-Nothing/All-in)や進行度、支援状況によってルールが異なります。
第2章 中止できるかどうかは“方式”によって異なる
🔹 All-or-Nothing方式の場合
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目標未達成の場合、支援金は受け取らずプロジェクトは不成立
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途中でやめたい場合は、公開停止の申請で掲載を止めることが可能
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支援金が動かないため、比較的中止のハードルは低い
🔸 All-in方式の場合
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目標達成・未達成に関係なく支援金が支払われる形式
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すでに支援が入っている場合、原則として途中キャンセルは不可
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やむを得ない理由がある場合は、CAMPFIRE運営に相談して中止の可否を判断
第3章 CAMPFIREプロジェクトを途中で中止する手続きの流れ
✅ 1. マイページから「お問い合わせ」へ
→ https://help.camp-fire.jp にアクセスし、サポート窓口から連絡。
✅ 2. 中止理由を明確に説明する
→「体調不良」「災害」「トラブル」「プロジェクト進行不可能」など、具体的に。
✅ 3. 支援者へのメッセージ文を準備
→中止が確定した場合、活動報告で支援者へ謝罪と説明を投稿する必要あり
✅ 4. CAMPFIRE側の判断により掲載停止 or 継続
→ 支援者保護の観点から、一方的なキャンセルはできないことも理解しておこう。
第4章 支援者への伝え方|信頼を保つ中止報告の文例
📄 例文:やむを得ない事情で中止する場合
タイトル:プロジェクト中止のお知らせとお詫び
支援者の皆さまへ
この度は本プロジェクトにご支援・ご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、〇〇(理由)により、プロジェクトの進行を継続することが困難となりました。
現在、CAMPFIRE運営と連携し、適切な手続きを進めております。
すでにご支援いただいた皆さまに対して、深くお詫び申し上げますとともに、今後の対応については改めてご連絡させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
〇〇(プロジェクト代表者)
✅ ポイント:
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“逃げない”“曖昧にしない”“早めに伝える”が鉄則
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支援者は「裏切られた」と思うのではなく、「誠意ある対応だった」と思うかどうかで印象が決まる
第5章 中止を考える前に見直すべき3つのポイント
✅ ① 支援が集まらない=必ずしも“失敗”ではない
→ 多くのプロジェクトは中盤で伸び悩むもの。拡散・告知不足を見直せば伸びる可能性もあり
✅ ② SNS・活動報告を強化するだけで状況が変わることも
→ 1日1回のX投稿/インスタライブ/進捗レポートなどで共感が再燃する可能性
✅ ③ プロジェクトの一部修正も可能
→ 内容やリターンを変更したい場合、CAMPFIREへ相談すれば対応できるケースも
第6章 よくある中止理由と対応策(実例あり)
■理由①:プロジェクトメンバーの離脱
→ 対応策:進行を1人でも続けられる体制か再検討/信頼ある人材に代替依頼
■理由②:原価高騰によりリターンが不可能
→ 対応策:コストを抑えた新リターンの提案/変更申請で内容をアップデート
■理由③:公的トラブル・行政ストップ
→ 対応策:公式な文書・連絡を添えてCAMPFIREに相談すれば中止が通る可能性あり
第7章 よくある質問(FAQ)
Q:支援金がすでに集まっている場合、返金はできますか?
→ 原則不可(All-in方式)。やむを得ない場合は、個別対応(銀行振込など)で返金を行うしかない
Q:途中でリターンだけ変更したい場合は?
→ 一部変更は可能。ただし支援者がすでに購入済みのリターン内容は変更不可
Q:活動報告で中止を伝えたくないのですが?
→ それはNG。透明性と誠意がCAMPFIREの運営ポリシーです
まとめ CAMPFIREのプロジェクトを途中で中止する際のポイント
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中止は可能だが、方式と支援状況によって判断が異なる
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CAMPFIRE運営に連絡+誠実な説明が必須
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支援者への対応はスピードと丁寧さが信頼を左右する
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中止を決める前に、**打開策・発信強化・内容調整の余地がないか?**を再確認
おわりに
クラウドファンディングは、挑戦そのものに価値がある活動です。
途中で中止することは決して“失敗”ではなく、むしろ正しい判断ができたことを評価されるケースも多いです。
大切なのは、
・どう伝えるか
・どうケアするか
・どう次につなげるか
あなたの真摯な姿勢があれば、支援者は必ず理解してくれます。