【完全版】GREEN FUNDINGの費用はいくらかかる？手数料・初期費用・隠れコストまで全解説！

はじめに｜クラファンに“いくらかかるのか”を知らずに始めてはいけない

「GREEN FUNDINGでクラウドファンディングを始めたいけど、実際の費用ってどれくらい？」

…そんな疑問を持つのは当然です。クラウドファンディングには「無料で始められる」というイメージがありますが、実際には様々な費用が発生します。

この記事では、
✅ 登録や掲載時にかかる費用
✅ 手数料の仕組み
✅ かかりがちな“見落としコスト”
✅ どれだけ売れれば利益が出るのか？

といった、GREEN FUNDINGを使う上で「お金」の話を完全に可視化します。

まずは結論から。GREEN FUNDINGでは、基本的に以下の費用が発生します。

つまり、**プロジェクトが成功して初めて費用が発生する“成果報酬型”**です。

ですが、ここで終わらないのがクラファンの怖さ。
実際にはこの「手数料」以外にかかる隠れコストが多数存在します。以下、順に詳しく見ていきます。

GREEN FUNDINGの公式では、以下のような構成で手数料が設定されています。

→ サイト使用料、決済処理、顧客対応、プロモーション支援などが含まれる

→ クレジットカード決済や銀行振込などの処理費用

合計すると**実質20%（＋消費税）**が基本的な成功報酬として差し引かれます。

例：100万円の支援金が集まった場合
→ 約20万円が手数料として引かれ、80万円が振り込まれます。

GREEN FUNDINGでは、プロジェクトの登録や審査に一切費用がかかりません。

これは「掲載数を増やすことでサイト全体の価値を上げる」という戦略に基づいています。

ただし、「無料＝簡単に始められる」という意味ではなく、
✔ 商品資料の提出
✔ Zoom面談による審査
✔ コンテンツ制作（写真・動画・テキスト）
など、一定レベルの準備が必要です。

手数料を差し引かれた支援金は、プロジェクト終了から約1カ月後に指定口座へ振り込まれます。

※プロジェクトにトラブルがあった場合（製造遅延、キャンセルなど）は、運営側の判断で入金が保留されるケースもあるため注意が必要です。

実は、GREEN FUNDINGで最も盲点となるのは制作や販促にかかる外部コストです。

以下に、実際のプロジェクトでよく発生する費用項目をリストアップします。

審査時・プロモーション用に最低1～3個の試作品が必要。
→ 目安：3万〜20万円（製品ジャンルによる）

プロジェクトページはビジュアルが命。プロに依頼すると質が圧倒的に上がります。
→ 目安：5万〜30万円（動画込みで10万超も）

SNS広告やプレスリリース配信での初動ブーストは重要です。
→ 目安：3万〜10万円（月額）

「送料無料」にする場合、支援金の中から送料も賄う必要があります。
→ 原価×注文数＋梱包・配送コスト

予想以上に売れたときの増産体制、問い合わせ対応も見込んでおきましょう。

たとえば以下のようなケースを考えてみます。

支援1件あたりの利益＝10,000 − 2,000（手数料） − 1,000（送料） − 4,000（原価） − 500（広告）＝2,500円

→ 支援100件＝利益25万円
→ 支援1,000件＝利益250万円

もちろん、製造費や在庫の調整リスクなどもありますが、上手に設計すれば十分利益は出せます。

プラットフォーム	成功報酬（手数料）	登録費	特徴
GREEN FUNDING	約20%	無料	商品系に特化／Tポイント連携
Makuake	約20〜25%	無料	支援額が高め／メディア連携強め
CAMPFIRE	約17%	無料	幅広いジャンル／初心者向け
Kickstarter	約10%	無料	海外向け／英語対応が必須