【完全ガイド】Makuakeで海外発送は可能?対応エリア・送料設定・注意点をすべて解説します!

はじめに|「海外からも支援したい」という声、見逃していませんか?

「海外の友人が支援したいと言ってくれたけど…」
「外国人観光客に話したら“買いたい”と言われた」
「世界に通用する商品なのに、国内限定じゃもったいない」

そんな声を受けて、Makuakeでも“海外発送対応プロジェクト”が年々増えています。

この記事では、

  • Makuakeで海外発送はできるのか?

  • どうやって設定する?

  • 送料や通関はどうする?

  • トラブルにならないための注意点は?

といったポイントを、初心者でもわかるように完全解説します。


結論|Makuakeで海外発送は可能。ただし“事前設計”が超重要!

Makuakeでは、海外発送を前提としたプロジェクト設計は可能です。
ただし、国内向けと違い、以下の要素を事前に明確にしておく必要があります:

  • 発送対象国・地域

  • 発送方法(EMS、FedEx、DHL、ePacketなど)

  • 関税・VAT対応

  • リターンの内容や言語表記

  • 問い合わせ対応(英語 or 自動翻訳)

海外からの支援=「国境を越えた信頼」なので、ミスはブランド全体の信用に響きます。


海外発送プロジェクトを組む前に考えるべき4つのポイント


① 発送国の選定:どの国からの支援を想定するか?

  • 海外に知人・ファンがいる国

  • 商品ジャンルと相性がいい国(例:ガジェット→米・独、美容→韓・台)

  • 日本文化系商品なら欧米・東南アジアで反応が出やすい

最初は2〜3カ国に絞って始めるのが安全。


② 発送方法の選択:信頼性+コストで選ぶ

代表的な選択肢:

  • EMS(日本郵便):スピード・追跡○、送料中程度

  • ePacket(小型軽量物向け):コスト○、時間×

  • FedEx/DHL:高額商品向け、法人利用向き

商品サイズ・単価・到着スピードに合わせて設計する。


③ 関税・VAT:誰が払うのか明確に

原則、**受け取り側が関税・VATを支払う(DDU)**という形式が多いです。

プロジェクトページには、以下のように明記しましょう:

※海外からのご支援において、関税・輸入税等が発生する場合は、受取人のご負担となります。あらかじめご了承ください。

事前明記しないと“請求トラブル”になるリスクあり。


④ 多言語対応の有無:英語表記はどこまで必要か?

  • 商品説明・リターン説明:英語併記できればベスト

  • 発送先住所は英語表記にしてもらう

  • お問い合わせ対応はDeepLなどで補完

完璧な翻訳より、“伝わる設計”が大切。


Makuakeで海外発送対応プロジェクトを作る手順


STEP1|Makuakeキュレーターに「海外発送予定」を伝える

Makuake側は基本的に国内向けが標準ですが、事前に相談すれば海外対応プロジェクトも支援してくれます。

必要事項:

  • 対象国・発送手段・納期目安

  • 配送トラブル時の対応方針

  • 表記の多言語対応(簡易でも可)


STEP2|リターンを「国内/海外」で分けて設定

  • 「国内支援者向けコース」

  • 「海外支援者向けコース(送料込)」と明記

ポイントは、海外発送分は送料+手数料分を必ず上乗せすること。

例:
国内:6,000円+送料800円
海外:8,500円(送料・関税込みの想定)

→ 数量限定 or「〇〇国専用プラン」などと明示すると親切。


STEP3|商品説明ページに発送条件・注意点を明記

例:

本プロジェクトは、日本国内のほか、以下の国に発送対応しております:
・アメリカ/シンガポール/台湾/韓国/フランス

▼ご確認事項
・関税・輸入税はご支援者様のご負担となります。
・発送はご支援から約40日後を予定しております。
・国際情勢や通関により、到着が遅れる場合がございます。

→ これを書いておくだけでクレーム率が大幅に減ります。


STEP4|発送後は必ず追跡番号を通知

  • EMS/FedEx/DHLはすべて追跡可能

  • Makuake内のメッセージ or メールで通知すればOK

→ 海外支援者は“詐欺かも?”と不安になる傾向があるため、ステータスを逐一伝えることが重要。


よくある質問(FAQ)


Q:海外発送プロジェクトは審査が厳しいですか?
→ 特別に厳しくはありませんが、発送体制・リターン設計・責任の所在が明確であることが前提です。


Q:関税などが高すぎてクレームにならない?
→ 事前説明+発送国の税制リサーチで回避可能。
特にEU圏はVAT注意。フルDDP(関税先払い)対応は難易度高め


Q:英語ができないけど海外支援者とやり取りできる?
→ DeepL翻訳+定型文でOK。
返信例:「Thank you very much for your support! We will ship around ○○.」(定型文を用意)


おわりに|“海外支援”は難しくない。でも「誠意と設計」が不可欠

Makuakeは、ただ物を売る場所ではなく、想いを共有し応援を集める場所です。

日本国内にとどまらず、世界中の“共感者”に届けられる仕組みを作れば、支援の輪は一気に広がります。

難しいのは最初の一歩だけ。
海外発送も、やってみれば意外とシンプルです。

あなたの挑戦を、国境の向こうにも届けましょう。

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