【知らなきゃ損】Readyforにかかる費用のすべて|手数料・受け取り額・リターン原価まで徹底解説!
はじめに:「思ったよりお金が残らない…」その理由、ちゃんと把握してますか?
クラウドファンディングに初めて挑戦する方にとって、
「支援が集まったら、そのまま自分の口座に振り込まれる」と思っていませんか?
実際は、手数料やリターン原価、発送費、振込手数料など…
見えない“出費”が意外と多く、思ったよりも手元に残らないことも。
この記事では、Readyforでプロジェクトを立ち上げる際に必要な「全費用」を徹底的に解説します。
第1章:Readyforの登録・掲載にお金はかかるのか?
答えはNO。
Readyforでは、プロジェクトページを作成・掲載するだけでは一切お金はかかりません。
費用が発生するのは、プロジェクトが目標達成して、支援金を受け取ったときだけです。
第2章:実際にかかる費用①「手数料」
Readyforで最も大きなコストが、この**手数料(2種類)**です。
■ プラットフォーム手数料:12%(税別)
Readyforのサービス利用料です。
■ 決済手数料:5%(税別)
クレジットカードなどで支援金を処理する際の決済コスト。
合計で17%+消費税(実質18.7%程度)が、支援金から差し引かれます。
第3章:実際にかかる費用②「リターン原価・送料」
支援者へのお礼(リターン)は、当然ながら提供者側の自己負担です。
たとえば:
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オリジナルグッズ制作費(Tシャツ、バッジなど)
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印刷費(手紙、ポストカード)
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梱包・配送費(全国一律でなく、地域により異なる)
リターン原価の目安:支援額の30〜50%以内に抑えるのが理想です。
第4章:実際にかかる費用③「その他の見落としがちなコスト」
▷ 写真・動画の撮影費
プロに依頼する場合は数万円かかるケースも。ただし、自分でスマホ撮影+無料編集ツールで代用も可能。
▷ 振込手数料
Readyforから支援金が送金される際、銀行によっては数百円の振込手数料がかかります。
▷ 作業時間コスト(見えないけれど重要)
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活動報告の投稿
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支援者とのやり取り
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SNS運用
など、“人件費”として想定しておくとリアルな予算設計ができます。
第5章:「結局いくら残るの?」50万円支援が集まった場合の試算
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支援金総額:50万円
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手数料(18.7%):約93,500円
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リターン原価・送料:約125,000円
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残金:約281,500円
👉 手元に残る金額=全体の約56%程度になることも!
だからこそ、「いくら必要か」ではなく「いくら手元に残したいか」から逆算する設計が重要です。
第6章:「All or Nothing方式」にも注意!
Readyforは基本的に「All or Nothing方式」。
つまり、目標金額に達しなければ、1円も受け取れません。
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支援はすべてキャンセル・返金処理される
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リターンも不要になるが、信用を損なうリスクあり
だからこそ、目標金額は現実的なラインに設定することが大切です。
第7章:費用負担を軽減するための5つの工夫
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デジタルリターン(PDF・動画・限定URL)を活用
→ 送料ゼロ&在庫管理不要! -
グッズ制作は「受注生産サービス」を活用
→ BASE、SUZURI、Canvathなどの外部サービスを併用 -
複数リターンの価格帯をバランス良く
→ 高額支援者のための10,000円〜30,000円リターンも忘れずに -
友人・家族の協力を仰いで運営負担を分散
→ 発送作業・告知協力などを依頼して時間コスト削減 -
予備費を5〜10%含めて目標金額を設定
→ トラブル時の追加出費にも対応しやすくなる
まとめ:Readyforの費用は“準備力”で変えられる
Readyforでクラウドファンディングを成功させるためには、
「支援が集まる設計」と同じくらい、「費用を見据えた設計」も重要です。
覚えておきたいポイント:
✅ プロジェクト登録・掲載は無料
✅ 成功時に17%(+税)の手数料がかかる
✅ リターン原価・送料・作業コストも自己負担
✅ 手元に残るのは支援金の約50〜60%が現実的
✅ 「目標金額」は“受け取りたい実額”から逆算して設計!
あなたの夢や挑戦が、確実に形になるように。
費用設計は、その最初の土台です。
「なんとなく始める」から、「数字で成功させる」Readyforへ。
このガイドを参考に、安心して一歩を踏み出してみてください。