【完全ガイド】GASで日報を自動作成する方法｜スプレッドシート＆メール送信も簡単連携！

はじめに｜なぜ今、日報はGASで自動化すべきなのか？

日報を書くのって、地味に面倒くさいですよね。

忙しい業務の終わりにまとめるのが億劫
書き忘れや提出漏れが頻発
管理者側も集計に手間がかかる

こんな悩みを一気に解決してくれるのが、GAS（Google Apps Script）による日報自動作成です！

GASを使えば、
✅ 毎日決まった時間に自動で日報テンプレートを作成
✅ 入力内容をスプレッドシートに蓄積
✅ 上司やチームメンバーにメールやLINEで自動共有
なんてことも全部、無料＆簡単にできるようになります。

この記事では、初心者でもできる
**「GASで日報を自動作成する方法」**をステップバイステップで解説していきます！

GASとは？簡単におさらい

GAS（Google Apps Script）とは、
Googleが提供する無料で使えるプログラミングサービスです。

スプレッドシート
ドキュメント
Gmail
Googleカレンダー

などのGoogleサービスを、自分好みに自動化・連携できるツールです。

特別なサーバーもいらず、ブラウザだけで開発・運用できるため、
「ちょっと自動化してみたい！」人にピッタリです。

GASで日報を自動作成する全体フロー

毎日決まった時間に日報テンプレートをスプレッドシートに作成
入力された日報データを自動保存
必要なら、提出完了時に管理者に自動メール送信
まとめデータを自動集計＆レポート作成

この一連の流れをすべてGASで自動化できます！

【実践】GASで日報を自動作成する方法

ステップ1. スプレッドシートを用意する

まず、日報用のスプレッドシートを作成します。

シート例：

日付
名前
今日の作業内容
明日の予定
特記事項

これらを1行ごとに記録できるフォーマットを作りましょう。

ステップ2. スクリプトエディタを開く

スプレッドシート上部メニュー【拡張機能】→【Apps Script】を選択
新しいプロジェクトを作成

ここに、日報自動生成のコードを書いていきます！

ステップ3. GASコードを書く

例えば、毎日朝9時に新しい日報入力フォームを生成する場合：

このスクリプトを実行すると、日付入りの新しい行がスプレッドシートに追加されます！

ステップ4. トリガーを設定する（自動化）

【Apps Script】メニュー → 【トリガー】設定
関数を「createDailyReportTemplate」に指定
イベントを「時間主導型」→「毎日午前9時」などに設定

これで、毎日自動で日報の新規行が作成されるようになります！

ステップ5. 日報提出時に自動メール通知する（オプション）

さらに進んで、提出時に管理者へ通知メールを送りたい場合：

javascript

function sendReportNotification() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
  const lastRow = sheet.getLastRow();
  const reportData = sheet.getRange(lastRow, 1, 1, 5).getValues()[0];
  
  const emailBody = `【日報提出】\n
  日付：${reportData[0]}\n
  氏名：${reportData[1]}\n
  今日の作業内容：${reportData[2]}\n
  明日の予定：${reportData[3]}\n
  特記事項：${reportData[4]}
  `;
  
  GmailApp.sendEmail('管理者のメールアドレス', '日報が提出されました', emailBody);
}