【完全版】GASでGoogleドキュメントを自動作成する方法｜初心者でも簡単にできる！

はじめに

「Googleドキュメントを手作業で作るのがめんどくさい…」
「定型文を毎回コピペするの、正直時間のムダ…」

そんなあなたに最適なのが、
Google Apps Script（GAS）を使ったGoogleドキュメントの自動作成です！

この記事では、
初心者でも今日からできるGASを使ったGoogleドキュメント自動生成の方法をわかりやすく解説していきます！

手間のかかる書類作成とは、もうサヨナラしましょう！

GASでGoogleドキュメントを自動作成するメリット

まず最初に、なぜGAS×Googleドキュメントの自動作成が超便利なのか、簡単にまとめます。

同じフォーマットの書類を一瞬で量産できる
データ（例：スプレッドシート）から内容を差し込める
書類作成と同時にフォルダ整理やPDF化もできる
トリガー設定すれば完全自動化可能

つまり、
「コピペ地獄」「書類作成に追われる日々」から開放されるんです！

GASでGoogleドキュメントを自動作成する基本ステップ

ざっくり手順はこうです。

Googleドキュメントのテンプレートを作る
GASでテンプレートをコピー
テキストを置き換え（差し込み）
必要なら保存・メール送信・PDF変換

順番にやれば、誰でもできるので安心してください！

【実践】GASでGoogleドキュメント自動作成をやってみよう！

ここから実際に手を動かしていきましょう！

ステップ1：テンプレートドキュメントを用意する

Googleドキュメントを新規作成し、以下のような感じでテンプレートを書きます。

契約書

契約者名：{{名前}}

契約日：{{契約日}}

内容：{{内容}}

ポイントは、
置き換えたい部分に「{{名前}}」のようなタグを入れることです！

ステップ2：Apps Scriptエディタを開く

スプレッドシートやドライブから「拡張機能」→「Apps Script」を開いて、
新しいプロジェクトを作成します。

ステップ3：テンプレートをコピーして編集するコードを書く

以下のコードを入力しましょう。

function createDoc() {
const templateId = 'テンプレートドキュメントのID';
const folderId = '保存先フォルダのID';

const copy = DriveApp.getFileById(templateId).makeCopy('作成されたドキュメント', DriveApp.getFolderById(folderId));
const doc = DocumentApp.openById(copy.getId());
const body = doc.getBody();

body.replaceText('{{名前}}', '山田太郎');
body.replaceText('{{契約日}}', '2025年5月1日');
body.replaceText('{{内容}}', '業務委託契約');

doc.saveAndClose();
}

重要ポイント解説：

makeCopy()でテンプレートを複製
replaceText('{{タグ名}}', '置き換えたい内容')で差し込み
saveAndClose()で保存して終了

これだけで、
オリジナルドキュメントが自動で作成されるようになります！

スプレッドシートのデータから一括生成する方法

「何十人分も一括作成したい！」
そんな場合もGASなら簡単です。

ステップ1：スプレッドシートを作る

例：

名前	契約日	内容
山田太郎	2025/05/01	業務委託契約
佐藤花子	2025/05/02	顧問契約

ステップ2：GASコードを書く

function createDocsFromSheet() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('シート1');
const data = sheet.getDataRange().getValues();
const templateId = 'テンプレートドキュメントのID';
const folderId = '保存先フォルダのID';

for (let i = 1; i < data.length; i++) {
const [name, date, content] = data[i];
const copy = DriveApp.getFileById(templateId).makeCopy(name + '_契約書', DriveApp.getFolderById(folderId));
const doc = DocumentApp.openById(copy.getId());
const body = doc.getBody();

body.replaceText('{{名前}}', name);
body.replaceText('{{契約日}}', date);
body.replaceText('{{内容}}', content);

doc.saveAndClose();
}
}

これを実行すれば、
スプレッドシートの行ごとにドキュメントが自動作成されます！

PDF化して保存する応用テクニック

作ったドキュメントをそのままPDF保存もできます。

function createPdf() {
const templateId = 'テンプレートドキュメントのID';
const folderId = '保存先フォルダのID';

const copy = DriveApp.getFileById(templateId).makeCopy('PDF用ドキュメント', DriveApp.getFolderById(folderId));
const doc = DocumentApp.openById(copy.getId());
const body = doc.getBody();

body.replaceText('{{名前}}', '山田太郎');
body.replaceText('{{契約日}}', '2025年5月1日');
body.replaceText('{{内容}}', '業務委託契約');

doc.saveAndClose();

const pdf = DriveApp.getFileById(copy.getId()).getAs('application/pdf');
DriveApp.getFolderById(folderId).createFile(pdf);
}

ポイントは、