【完全解説】GASでGoogleドライブの整理を自動化する方法｜ファイル管理のストレスから解放！

はじめに

「Googleドライブの中がぐちゃぐちゃで、もう何がどこにあるか分からない…」
「気づけばファイルだらけ。整理したいけど、手作業じゃ追いつかない…」

そんなあなたにぴったりなのが、
Google Apps Script（GAS）を使ったGoogleドライブ整理の自動化です！

この記事では、初心者でもわかるように、
GASでGoogleドライブを整理・管理する方法をゼロから丁寧に解説します。

これを読めば、面倒なファイル整理作業とは今日でサヨナラできます！

GASでGoogleドライブ整理を自動化するメリット

GASを使ってドライブ整理を自動化すると、こんなメリットがあります。

ファイルを自動で指定フォルダに振り分けできる
一定期間経過したファイルをまとめてアーカイブできる
ファイル名ルールを自動で揃えられる
ゴミ箱送りやファイル削除も一括操作できる

つまり、
手間ゼロでスッキリ快適なドライブ環境が手に入ります！

GASでGoogleドライブ整理自動化をする基本ステップ

整理自動化の基本的な流れはこんな感じです。

整理したい対象をリストアップ（ファイル・フォルダ）
条件（例：ファイル名・拡張子・日付など）でフィルター
アクション（移動・削除・リネームなど）を実行

このステップを順番に組み立てれば、
あなただけの整理ロボットが完成します！

【実践編】GASでGoogleドライブ整理自動化をやってみよう！

ここから実際に手を動かして、ドライブを整理していきましょう！

ステップ1：対象フォルダを設定する

まずは整理したいフォルダのIDを確認します。

【取得方法】
Googleドライブ上で対象フォルダを右クリック→「リンクを取得」→URLからIDだけを抜き出します。

例：
https://drive.google.com/drive/folders/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
→ XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX がフォルダIDです。

ステップ2：スクリプトを書く

Apps Scriptエディタを開いて、以下のコードを書いてみましょう。

例① ファイルを拡張子別にサブフォルダへ自動振り分け

function organizeFilesByType() {
const folderId = 'あなたのフォルダID';
const folder = DriveApp.getFolderById(folderId);
const files = folder.getFiles();

while (files.hasNext()) {
const file = files.next();
const name = file.getName();
const extMatch = name.match(/\.(\w+)$/);

if (extMatch) {
const ext = extMatch[1].toLowerCase();
let subfolder;

const folders = folder.getFoldersByName(ext);
if (folders.hasNext()) {
subfolder = folders.next();
} else {
subfolder = folder.createFolder(ext);
}

file.moveTo(subfolder);
}
}
}

このスクリプトは、
拡張子（例：pdf、jpg、docxなど）ごとに自動でサブフォルダを作って移動してくれます！

例② 古いファイルをアーカイブフォルダに移動

function archiveOldFiles() {
const folderId = 'あなたのフォルダID';
const folder = DriveApp.getFolderById(folderId);
const archiveFolderName = 'アーカイブ';
const now = new Date();
const daysThreshold = 90; // 90日以上前のファイルを対象
let archiveFolder;

const folders = folder.getFoldersByName(archiveFolderName);
if (folders.hasNext()) {
archiveFolder = folders.next();
} else {
archiveFolder = folder.createFolder(archiveFolderName);
}

const files = folder.getFiles();
while (files.hasNext()) {
const file = files.next();
const lastUpdated = file.getLastUpdated();
const diffDays = (now - lastUpdated) / (1000 * 60 * 60 * 24);

if (diffDays > daysThreshold) {
file.moveTo(archiveFolder);
}
}
}

これで、
「90日以上更新されていないファイル」を自動でアーカイブフォルダに移動できます！