【完全版】GASで営業支援ツールを作る方法｜無料でできる営業DXの始め方！

はじめに

「営業リスト管理が手作業で限界…」
「アポ管理やフォローを自動化したい！」

そんなあなたに最適なのが、
Google Apps Script（GAS）を使った営業支援ツールの作成です！

この記事では、初心者でも今日から始められるように、
GASを使って営業活動を効率化するツールを作る方法をわかりやすく解説します。

これを導入すれば、
営業にかかる“無駄な作業”を徹底的に削減できます！

GASで営業支援ツールを作るメリット

なぜ営業支援ツールにGASを使うのか？
理由は明確です！

無料で使える（GoogleアカウントさえあればOK）
スプレッドシートやカレンダー、Gmailと連携できる
カスタマイズ自由で自社にフィットするツールが作れる
自動化によって営業活動に集中できる
データ管理・進捗管理もスムーズになる

つまり、
「手間のかかる管理業務」をゼロにして、営業本来の仕事に専念できるのです！

GASで作る営業支援ツールの基本設計

まずはざっくりと、どんなツールを作るかイメージしましょう。

機能例：

【営業リスト管理】：企業・担当者・ステータス管理
【アポ管理】：アポ日時をカレンダーに登録
【タスク管理】：次回アクションを自動リマインド
【レポート自動作成】：活動内容を定期レポート
【フォローメール自動送信】：Gmailと連携

この中から、必要なものを組み合わせて構築していきます！

【実践編】GASで営業支援ツールを作ってみよう！

ここから実際に手を動かしていきましょう！

ステップ1：営業リスト用スプレッドシートを用意する

まずGoogleスプレッドシートを作成します。

カラム例：

A列：会社名
B列：担当者名
C列：連絡先
D列：次回アクション日
E列：ステータス（未接触／アポ取得／商談中／成約など）
F列：メモ

このシートが、営業活動のデータベースになります！

ステップ2：Apps Scriptエディタを開く

スプレッドシートから
「拡張機能」→「Apps Script」でエディタを開きます。

新しいプロジェクトを作成しましょう。

ステップ3：次回アクションをカレンダーに自動登録するスクリプトを書く

営業活動を忘れずに管理するため、
次回アクション予定をGoogleカレンダーに自動登録しましょう！

function registerActionToCalendar() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('営業リスト');
const data = sheet.getDataRange().getValues();
const calendar = CalendarApp.getCalendarById('あなたのカレンダーID'); // 自分のカレンダーIDを指定

for (let i = 1; i < data.length; i++) {
const company = data[i][0];
const contact = data[i][1];
const actionDate = new Date(data[i][3]);
const status = data[i][4];

if (status === 'アポ取得') {
calendar.createEvent(
`【商談】${company} - ${contact}`,
actionDate,
new Date(actionDate.getTime() + 30 * 60 * 1000) // 30分後まで
);
}
}
}

これを実行すれば、

営業リストの中で
ステータスが「アポ取得」のものだけ
次回アクション日をGoogleカレンダーに自動登録

できるようになります！

ステップ4：アポ前日にリマインドメールを自動送信する

アポ忘れを防ぐために、前日にリマインドメールを送るスクリプトも作れます！

function sendReminderEmail() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('営業リスト');
const data = sheet.getDataRange().getValues();
const today = new Date();
const tomorrow = new Date(today.getFullYear(), today.getMonth(), today.getDate() + 1);

for (let i = 1; i < data.length; i++) {
const company = data[i][0];
const contact = data[i][1];
const actionDate = new Date(data[i][3]);

if (actionDate.toDateString() === tomorrow.toDateString()) {
MailApp.sendEmail({
to: 'あなたのメールアドレス',
subject: `【リマインド】明日の商談予定：${company} - ${contact}`,
body: `明日、${company} の ${contact} 様との商談予定があります。準備をお願いします。`
});
}
}
}

これで、
アポ前日に自動でリマインドメールが届くようになります！