【永久保存版】スプレッドシートでマーケティングレポートを完全自動化！GASで作業時間を90％削減する方法

はじめに：マーケティングレポートの作成に時間を奪われていませんか？

「毎週のマーケティングレポート作成に何時間もかかっている…」
「レポート作成が面倒で分析や戦略立案に時間を割けない…」
「コピペや入力ミスが多くて修正に追われる…」

マーケティング担当者なら、一度はこんな悩みに直面したことがあるのではないでしょうか。

実は、この問題をGoogleスプレッドシートとGoogle Apps Script（GAS）で劇的に解決できることをご存知ですか？

この記事では、スプレッドシートを活用してマーケティングレポートの作成を完全自動化し、作業時間を最大90%も削減する具体的な方法を徹底的に解説します。

プログラミング経験ゼロでも大丈夫です。
あなたも今日からレポート作成のストレスから解放されましょう！

なぜマーケティングレポート作成を自動化すべきなのか？

まず、マーケティングレポート作成を自動化するメリットについて整理しましょう。

①圧倒的な業務効率化

手作業でデータを収集・入力していた時間を削減できるため、分析や戦略立案に専念できます。

②ミスや漏れを防ぐ

手動入力で起きがちな転記ミスや漏れをなくせるため、正確性が大幅に向上します。

③リアルタイムに近いデータ管理

スクリプトで常に最新データが自動更新されるため、タイムリーな意思決定が可能になります。

マーケティングレポートの作成にGASが最適な理由

Google Apps Script（GAS）は、GoogleスプレッドシートなどGoogleサービスを自動化するためにGoogleが提供する無料のプログラミングツールです。

コードがシンプルで初心者でも使いやすい
GmailやGoogleアナリティクスなど他のGoogleサービスと簡単に連携可能
完全無料で利用可能

これらの特性がマーケティングレポートの自動化にピッタリなのです。

実践編：GASを使ったマーケティングレポート作成の完全自動化方法

ここからは具体的に、スプレッドシートでマーケティングレポートを完全自動化する方法を詳しく説明していきます。

【Step1】スプレッドシートを準備する

Googleスプレッドシートを開き、マーケティングレポートに必要なデータをまとめるためのシートを作成します。

主に次のようなデータを入れることが多いでしょう。

Webサイトのアクセス数（Googleアナリティクス）
広告の成果（Google広告）
ソーシャルメディアのエンゲージメント数値（FacebookやTwitter）
メールマーケティングの開封率やクリック率

【Step2】GASエディタを開く

スプレッドシートの【拡張機能】→【Apps Script】から、GASエディタを開きます。

【Step3】Googleアナリティクスからデータを自動取得する

マーケティングレポート作成で最も一般的なケース、Googleアナリティクスからデータを取得する方法を見てみましょう。

以下のコードをGASエディタに貼り付けてください。

function fetchGAData() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName("GAデータ");

var metrics = 'ga:sessions,ga:users,ga:pageviews';
var options = {
'dimensions': 'ga:date',
'start-date': '7daysAgo',
'end-date': 'today',
'metrics': metrics
};

var report = Analytics.Data.Ga.get('ga:YOUR_VIEW_ID', options.start-date, options.end-date, metrics, {'dimensions': options.dimensions});

var rows = report.rows;
if (rows) {
sheet.clearContents();
sheet.getRange(1, 1, 1, 4).setValues([['日付', 'セッション数', 'ユーザー数', 'ページビュー数']]);
sheet.getRange(2, 1, rows.length, rows[0].length).setValues(rows);
}
}

※GoogleアナリティクスのビューID（ga:YOUR_VIEW_ID）はご自身のものに変更してください。