【保存版】民泊オーナー必見!“宿泊契約書の雛形”完全解説|トラブルゼロの安心運営マニュアル
はじめに|契約書がない民泊は“防具ゼロ”で戦うようなもの
あなたの民泊には「宿泊契約書」がありますか?
多くの民泊ホストは、AirbnbやBooking.comなどのプラットフォームの規約に頼りきりで、独自の宿泊契約書を用意していません。
しかし、トラブルが起きたとき、本当にあなたの施設を守ってくれるのは、あなた自身が定めた“契約書”です。
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無断キャンセル
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備品破損
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騒音トラブル
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不正利用や宿泊人数超過
こうしたリスクに対応できる契約書を整備することで、「宿泊=サービス提供」ではなく、「宿泊=合意に基づく契約」に変わります。
本記事では、民泊事業者が今すぐ使える「宿泊契約書の雛形」をベースに、条項ごとの解説・トラブル対策・活用方法まで、徹底的に解説します。
第1章|宿泊契約書とは?その法的役割と重要性
✅ 宿泊契約書の目的とは
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ゲストとホストの権利義務を明確化すること
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トラブルが発生した際の証拠として機能すること
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民法上の契約効力を発揮する文書として使えること
✅ プラットフォーム任せでは足りない
Airbnbや楽天トラベルには一応規約がありますが、それは「サービス全体のルール」であり、あなたの宿独自の取り決めは反映されません。
そのため、独自の契約書を結ぶことは、法的に自分を守る最大の手段です。
第2章|民泊に必要な宿泊契約書の構成要素
宿泊契約書は以下のような項目で構成されます。
① 契約当事者情報
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ホスト名・住所・連絡先
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ゲスト氏名・国籍・住所・旅券番号(外国人の場合)
② 宿泊施設の情報
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施設名・所在地
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宿泊施設の種類(住宅宿泊事業/簡易宿所など)
③ 宿泊期間と宿泊人数
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宿泊日/チェックイン・アウト時間
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宿泊者全員の名前(必要に応じて)
④ 宿泊料金と支払い方法
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金額/内訳(宿泊費・清掃費など)
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支払期日・方法(事前決済・現金など)
⑤ 利用規約の遵守義務
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騒音・ペット・喫煙・備品の扱いなどのルール
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ルール違反時の対応(即時退去・損害賠償など)
⑥ キャンセルポリシー
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無断キャンセルや直前キャンセルに対する対応
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災害・不可抗力時の免責事項
⑦ 損害賠償と免責事項
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ゲストの故意・過失による損害への対応
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運営側の責任範囲(設備不良、インフラ停止など)
⑧ 個人情報の取り扱い
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宿泊者情報の収集と管理方法
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プライバシーポリシーへの言及
⑨ 準拠法・管轄裁判所
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契約に関する紛争が生じた場合の処理方法
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主に「○○地方裁判所を第一審の専属管轄とする」など
第3章|今すぐ使える!宿泊契約書の雛形を無料公開
以下の構成で、PDF/Word版のテンプレートを提供しています。
▶ 雛形に含まれる特徴:
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日本語+英語のバイリンガル対応(訪日客向け)
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チェックイン前に送付して署名もしくはチェック確認
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クレーム・損害賠償の“防波堤”になるような設計
👉 ダウンロードリンク例:minpaku-stay-agreement-template
第4章|契約書を交わす3つの実用的な方法
✅ 方法①:PDF送信&電子署名(Googleフォーム・クラウドサイン)
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チェックイン前にPDFを送信し、ゲストに署名もしくはチェック確認
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法的効力を持たせるには「明示的同意」とログ保存がカギ
✅ 方法②:対面署名(印刷+サイン)
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外国人を含む対面チェックインの際に、紙面で署名
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トラブル時には実筆が証拠力を発揮
✅ 方法③:プラットフォーム内メッセージで同意取り
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「以下の契約内容に同意いただけますか?」と明示して記録
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Airbnb内でも有効なやりとりとなる(スクリーンショット保存必須)
第5章|よくあるトラブルと契約書条項による対策例
▶ 騒音トラブル(近隣住民の苦情)
契約条項例:
午後9時以降の大音量、楽器演奏、パーティー等は禁止します。違反時には即時退去・違約金を請求する場合があります。
▶ 備品の破損・盗難
契約条項例:
滞在中に発生した損害・盗難については、ゲストに実費請求いたします。
▶ チェックアウト遅延
契約条項例:
チェックアウト時間を超えての滞在には追加料金が発生します。
第6章|契約書を用意することで得られる“3つの安心”
✅ 1. 法的トラブルへの防衛力
→ 万一の訴訟や通報にも対応可能
✅ 2. ゲストとの信頼関係
→ 「きちんとした宿」だと伝わり、リピートや評価向上にも
✅ 3. 自分自身の運営ストレス軽減
→ 契約内容をベースに「感情論にならない」対応が可能
第7章|弁護士に依頼した方が良いケースとは?
以下のケースでは、テンプレートでは不十分で専門家による作成・監修が望ましいです。
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外国法人との契約(国際法を絡める必要がある場合)
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複数施設を一括契約にする場合
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高級宿泊施設で高額な損害リスクがある場合
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不動産管理会社・運営代行業者との三者契約が必要な場合
まとめ|“契約書がある宿”は、選ばれる
✅ 民泊における「宿泊契約書」は、ただの紙ではありません。
→ 運営者とゲスト双方を守る“盾”であり、信頼の証です。
✅ 今後ますます訪日観光客や団体旅行が増える中、
→ 民泊の「安心・安全」基準は、契約の有無で差が出ます。
✅ あなたの民泊にも、今日から契約書を。