【完全解説】Shopifyの色変更をCSSで自在にカスタマイズする方法|初心者から上級者まで使えるテクニック集

はじめに:色を変えるだけで、ショップの印象は劇的に変わる

Shopifyでストアを運営していると、こんな悩みを感じることはありませんか?

  • ボタンの色をブランドカラーに合わせたい

  • ヘッダーやフッターの背景色を変えたい

  • テキストカラーをもっと見やすくしたい

そんな時に役立つのが、CSS(スタイルシート)を使った色変更です!

この記事では、初心者でもできる基本のCSS編集方法から、プロ向けの高度なカスタマイズ手法まで、わかりやすく徹底解説します。


1. Shopifyで色を変更する基本方法

まずは、Shopifyで色を変更する一般的な方法を押さえましょう。

方法① テーマエディタから色を設定する

多くのテーマでは、管理画面のテーマエディタから以下が変更できます。

  • ボタンの色

  • 背景色

  • テキストカラー

  • リンクカラー

操作手順

  1. Shopify管理画面 →「オンラインストア」→「テーマ」→「カスタマイズ」

  2. 「テーマ設定」→「色(Color)」を開く

  3. 項目ごとに好きな色を設定する

ここで設定できる範囲はテーマによりますが、標準的なカスタマイズであれば十分対応可能です。


2. CSSで色を変更するメリットとは?

テーマエディタだけで満足できない場合――
CSSを直接編集することで、さらに細かい部分まで自由に色変更できるようになります。

CSS編集のメリット:

  • テーマエディタでは変えられないパーツも変更できる

  • デバイスごと(PC・スマホ)に色を変えられる

  • マウスオーバー時の色変更(ホバーエフェクト)ができる

  • 特定のページやセクションだけ色を変えられる

つまり、デザインの自由度が一気に跳ね上がる!


3. ShopifyでCSSを使って色を変更する手順

基本の手順

  1. Shopify管理画面 →「オンラインストア」→「テーマ」→「アクション」→「コードを編集」

  2. 「Assets」フォルダ内のCSSファイルを開く(例:base.csstheme.css

  3. 変更したい要素に対して、CSSコードを追記

例えば、すべてのボタンの背景色を赤にしたい場合:

css

.button { background-color: #ff0000; }

必ず事前にバックアップを取りましょう!

よく使うCSSプロパティ

プロパティ 説明
color 文字色を変更
background-color 背景色を変更
border-color ボーダー(枠線)の色を変更

4. 具体例で覚える!よく使う色変更パターン

ボタンの背景色を変更する

css

.button { background-color: #28a745; }

緑色のボタンに変更されます。

ヘッダーの背景色を変更する

css

.header-wrapper { background-color: #000000; }

ヘッダーが黒背景になります。

フッターの文字色を白にする

css

.footer__content { color: #ffffff; }

フッター内の文字が白くなります。

マウスオーバー(ホバー)時に色を変える

css

.button:hover { background-color: #ff6600; }

ボタンにカーソルを当てるとオレンジ色に変化します。


5. テーマごとにクラス名が違うので注意!

Shopifyテーマによって、HTML構造やクラス名(CSSで使うターゲット)が異なります。

例えば:

  • Dawnテーマでは .button.header-wrapper

  • Prestigeテーマでは .btn.site-header

このため、自分のテーマの構造を必ず確認してからCSSを書く必要があります。

クラス名を調べるコツ

  • ブラウザの「検証ツール」(右クリック→検証)を使う

  • 対象要素を選択して、クラス名やIDを確認する

これができるようになると、カスタマイズの自由度が一気に広がります!


6. 【応用編】特定ページだけ色を変えたいとき

たとえば「トップページだけボタン色を違う色にしたい」場合。

Shopifyではページごとに自動でbodyタグにクラスが付与されるので、それを利用します。

例:トップページだけ色を変える

css

.template-index .button { background-color: #ffcc00; }
  • template-index → トップページ

  • template-product → 商品詳細ページ

  • template-collection → コレクションページ

この方法を使えば、ページごとの細かいデザインコントロールが可能になります。


7. よくある失敗と対策

変更が反映されない!

→ キャッシュが原因のことが多いです。
ブラウザキャッシュクリア、またはシークレットモードで確認しましょう。

CSSが適用されない!

→ セレクタ(ターゲット)が間違っている可能性あり。
ブラウザ検証ツールでターゲットを再確認しましょう。

テーマアップデートでカスタムCSSが消えた!

→ Shopifyアップデート時にAssetsフォルダが上書きされることがあります。
対策:

  • カスタムCSSは別ファイル(例:custom.css)を作成して運用する

  • テーマ更新前に必ずバックアップを取る


まとめ|CSSを使えば、Shopifyのデザインはもっと自由になる!

色変更は、デザインカスタマイズの第一歩です。

覚えておくべきポイントは、

✅ まずはテーマエディタでできる範囲を確認する
✅ 細かくカスタマイズしたいときはCSSを使う
✅ クラス名やターゲットの指定は慎重に
✅ モバイル対応も忘れずチェックする

この基本を押さえておけば、あなたのShopifyストアはぐっとプロフェッショナルな仕上がりになります。

色を制する者は、デザインを制す。

ぜひ今日からCSSカスタマイズに挑戦して、あなただけのショップデザインを作り上げていきましょう!

Shop now