【完全ガイド】ShopifyでUTM設定する方法|広告・SNS・メール効果を正確に測定するテクニック
はじめに:UTMがないと、マーケティングは何も見えない!
Shopifyで集客や販促を始めたら、絶対に覚えておきたいのがUTMパラメータです。
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SNS経由の売上は?
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広告ごとの効果は?
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メルマガからの集客は?
こういった疑問に正確に答えるには、UTM設定が必須。
この記事では、ShopifyにおけるUTMパラメータ設定の基本から応用までを、初心者にもわかるように完全解説します!
1. UTMパラメータとは?
まず、基礎知識から整理しましょう。
UTMパラメータとは?
ウェブリンクの末尾に付ける追跡用の文字列のこと。
これにより、Googleアナリティクスなどのツールで「どこから来たアクセスか」を正確に計測できるようになります。
例:
このように、URLの後ろにutm_から始まる情報を付与します。
設定できる主なパラメータ
パラメータ | 意味 |
---|---|
utm_source | 集客元(例:google, facebook, newsletter) |
utm_medium | 媒体(例:cpc, banner, email) |
utm_campaign | キャンペーン名(例:spring_sale) |
utm_term(任意) | 検索広告のキーワードなど(例:running shoes) |
utm_content(任意) | 広告やリンクのバリエーション識別(例:banner_a) |
2. ShopifyでUTMを設定する基本パターン
Shopifyの場合、基本的には外部リンクにUTMを付けて誘導する形になります。
具体的には、
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SNS投稿のリンク
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広告クリック後のリンク
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メール配信のリンク
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アフィリエイトリンク
などにUTMを付けておきます。
ストア側で特別な設定変更は不要!
UTM付きURLからアクセスがあれば、自動的にGoogleアナリティクスやShopify管理画面に反映されます。
3. UTMリンクの作り方【簡単ステップ】
では実際に、UTM付きリンクを作る方法を紹介します。
ステップ① Googleの「キャンペーンURLビルダー」を使う
公式ツールで簡単に作成できます。
→ Campaign URL Builder
入力する項目
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Website URL(リンク先URL)
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Campaign Source(例:instagram)
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Campaign Medium(例:social)
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Campaign Name(例:spring_sale)
必要に応じてTermやContentも設定可能。
これだけで、自動的にUTM付きリンクが生成されます!
ステップ② 作成したリンクを使用する
作成したURLを、
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SNS投稿時のリンクに
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広告クリック後のリンク先に
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メール文中のリンクに
それぞれ設置して運用開始!
4. Shopifyストア運営でよく使うUTM設定例
具体的な使用シーンごとに、UTMパラメータの例を紹介します。
【SNS投稿】Instagramリンクから誘導したい場合
→ Instagram経由でどれだけ流入・売上があったか把握できる!
【広告運用】Google広告キャンペーンで追跡する場合
→ どの広告が最もコンバージョンしたかが明確に!
【メールマーケティング】メルマガリンクから誘導する場合
→ メルマガ経由の売上効果を測定できる!
5. ShopifyでUTMデータを確認する方法
せっかくUTMを設定しても、効果測定できなければ意味がありません。
Shopifyでは次の2つの場所で確認できます。
① Shopify管理画面「レポート」
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「レポート」→「セッション別参照元」などをチェック
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「キャンペーン名別」「参照元別」でフィルタリング可能
ただし、UTMの詳細分析はやや弱いので本格的に見るなら次!
② Googleアナリティクス
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集客レポート → 「キャンペーン」から確認
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「source」「medium」「campaign」で絞り込み可能
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コンバージョン(売上)まで追跡可能
Googleアナリティクス4(GA4)でもUTMパラメータはしっかり引き継がれます!
6. UTM設定時に気をつけるべきポイント
一貫性を持って命名する
同じ意味でも、
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SNS → sns
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Social → social
など表記ゆれがあると集計がバラバラになります。
→ 必ず社内で「命名ルール」を統一しておきましょう!
不要なパラメータは付けすぎない
意味のないutm_termやutm_contentを付けすぎると、
レポートが見にくくなります。
必要最低限に絞るのがベスト!
URL短縮を活用する
UTM付きURLは長くなりがち。
特にSNSでは見た目が悪くなるので、
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bit.ly
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Shopify独自の短縮URL機能
などを使ってスッキリ見せましょう!
7. さらに進んだUTM活用テクニック
UTMをマスターすれば、さらに高度な分析も可能になります。
広告ABテストに活用
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広告A→utm_content=banner_a
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広告B→utm_content=banner_b
という形でABテストリンクを作成すれば、
どのクリエイティブが効果的かすぐ判別できます。
リターゲティングリスト作成に使う
特定のUTMパラメータ経由ユーザーだけを対象に、
Google広告やMeta広告でリターゲティングすることも可能!
これにより、さらに精度の高い広告運用ができるようになります。
まとめ|ShopifyでUTMを設定すれば、マーケティングが見える化する!
UTMパラメータを活用すれば、
✅ 集客チャネルごとの成果がわかる
✅ 広告やSNSの費用対効果が明確になる
✅ 売上に直結する施策に集中できる
つまり、「勝ちパターン」を科学的に発見できるのです。
今日からできるアクションは、
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公式URLビルダーでUTM付きリンクを作る
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SNS、広告、メールすべてにUTMを付与
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データを見ながら改善サイクルを回す
これだけ!
UTM設定を制する者は、ECマーケティングを制します。
ぜひこの記事を参考に、今すぐUTM運用をスタートしてみましょう!