【2025年最新】WordPressのページ表示速度を改善する15の方法|SEOとユーザー満足度が同時に上がるサイト高速化ガイド
「自分のサイト、ちょっと重いかも…?」
「GoogleのPageSpeedで点数が悪い…」
「表示速度が遅いとSEOにも影響あるって本当?」
その悩み、放置すると致命的かもしれません。なぜなら――
ページの表示速度は、SEOの順位にも直結し、離脱率・直帰率・CV率にも大きな影響を及ぼすからです。
この記事では、WordPressユーザーがすぐに実践できるスピード改善方法を15個厳選して徹底解説します。
初心者でも大丈夫。設定項目やおすすめプラグインも具体的に紹介するので、順番に進めてみてください。
✅ なぜ表示速度が重要なのか?
Googleは公式に「ページスピードがランキング要因の一つ」であると公表しています。
また、以下のような影響も見逃せません:
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✅ 表示が1秒遅れると直帰率が約30%上昇
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✅ 3秒以上かかると53%のユーザーが離脱(Google調査)
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✅ ユーザー満足度・回遊率・成約率(CVR)すべてに悪影響
つまり、スピード改善は「SEO・UX・売上」に効く、超コスパ施策なのです。
✅ WordPressのページ表示速度を改善する15の方法
① Google PageSpeed Insightsで現状をチェック
まずは、以下の無料ツールであなたのサイトのスピードスコアを確認しましょう:
モバイルとPCそれぞれの点数や、改善ポイントが視覚的に表示されます。
② 不要なプラグインを削除する
入れすぎたプラグインは表示速度を確実に落とします。
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使っていないプラグインは削除
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機能が被っているものは統合
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最低限に抑えることで動作が安定し、読み込みも高速化
③ 高速化系プラグインを導入する(例:LiteSpeed Cache)
WordPress高速化に欠かせないのがキャッシュプラグインです。
おすすめは:
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LiteSpeed Cache(Litespeed対応サーバー向け)
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WP Fastest Cache(汎用)
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W3 Total Cache(上級者向け)
これらはHTML/CSS/JSの縮小・結合・ブラウザキャッシュなど、表示の最適化を一括で行ってくれる便利ツールです。
④ 画像を軽量化する(例:EWWW Image Optimizer)
画像はサイトを重くする最大の原因です。
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アップロード時に自動で圧縮
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WebP形式への変換
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既存画像も一括圧縮可能
EWWW Image Optimizerを使えば、初心者でも一発で対応できます。
⑤ テーマを高速化対応のものに変更する
重たいテーマを使っていると、どんな対策も焼け石に水。おすすめは:
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Cocoon(日本語・軽量)
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Astra(海外製・超軽量)
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GeneratePress(スピード重視)
デザインよりも“軽さ”を優先すべき場面もあるのです。
⑥ JavaScript・CSSの読み込みを最適化する
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JSやCSSを「遅延読み込み(defer)」に変更
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使用していないライブラリは読み込まない
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CSSはできるだけインライン化 or 最小化
LiteSpeed CacheやAutoptimizeで設定できます。
⑦ フォントの読み込みを改善する(Google Fonts最適化)
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Google Fontsをホスト型に変更(外部読み込みを減らす)
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フォントの遅延読み込み
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不要なウェイト(太さ)は読み込まない
フォントだけで数秒遅くなるケースもあるので、甘く見ないようにしましょう。
⑧ AMP対応をやめる or 正しく使う
Googleの推奨であったAMPですが、2023年に事実上の廃止方向へ。
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AMPによってデザイン崩壊・表示速度低下するケースも
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不要ならば削除し、代わりにPWAや高速化プラグインで対応する方が吉
⑨ ホスティング(サーバー)を見直す
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無料サーバーや共有サーバーだと遅くなりやすい
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おすすめ:ConoHa WING/エックスサーバーなどの高速サーバー
土台が重いと、どんな対策も限界があります。
⑩ 画像の遅延読み込み(Lazy Load)を導入
最初に表示されない画像は、スクロールされたときだけ読み込む=Lazy Loadで効率UP。
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LiteSpeed CacheやAutoptimizeで設定可能
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画像の表示に関する負担が大幅に軽減
⑪ 不要なウィジェット・スクリプトを削除
サイドバーやフッターに表示されている:
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SNSシェア数カウンター
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外部サービスウィジェット(天気・カレンダーなど)
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広告タグの過剰設置
これらは読み込みスピードを確実に下げます。必要最小限にしましょう。
⑫ サイトマップの送信は1つにまとめる
XMLサイトマップが複数あると、読み込みに時間がかかることも。
SEOプラグイン(AIOSEO・Yoastなど)で一元化するのが吉。
⑬ リダイレクトの見直し(無駄な転送を減らす)
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不要な「www」「https」間のリダイレクトがあると遅延の原因に
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.htaccess
を整理 or プラグインで統一(Redirection)
⑭ 定期的にキャッシュを削除する
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キャッシュが溜まりすぎると逆に遅くなることも
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LiteSpeed Cacheなら「キャッシュ削除」ボタンで一括管理可能
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不具合が出たらまずキャッシュ削除を
⑮ Cloudflare(CDN)で全体を高速化
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世界中に設置されたサーバー経由で配信=高速+安全
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無料プランでも十分効果あり
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DDOS対策やSSL自動化も兼ねて、総合的な強化に最適
✅ まとめ|WordPressのページ表示速度は“地道な積み重ね”がカギ
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✅ 表示速度は「SEO・UX・売上」に大きく関わる重要項目
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✅ キャッシュ・画像・プラグイン・テーマ・サーバーが鍵を握る
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✅ 最初に診断ツールで現状把握し、優先順位を決めて対策
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✅ 一つ一つの改善は小さくても、合算で大きな成果に!
サイトは日々変化します。スピード改善は一度きりではなく「定期メンテナンス」が命です。
この記事を参考に、まずは一つだけでも改善してみましょう。