Criteo広告の代替サービス5選|CVRもROASも落とさず切り替えられる広告プラットフォームとは?

はじめに|Criteo広告の代わりはある?という悩みに答えます

ECやD2Cビジネスにおいて、高いCVRとROASで支持されてきたCriteo広告。しかし、

  • 「費用が高い」

  • 「代理店しか使えない」

  • 「柔軟な配信設計がしづらい」

などの理由から、Criteoから別の広告媒体への乗り換えを検討する企業も増えています。

では、Criteoの代わりになりうる広告サービスは何か?この記事では、Criteo広告と同等、もしくはそれ以上の成果を狙える代替サービス5選を紹介し、それぞれの強み・弱みも解説します。


1. Googleディスプレイ広告(GDN)|自由度の高さと新規流入に強い王道手段

特徴:

Googleの巨大ネットワークを活用し、膨大な配信先に広告を表示できる代表的なディスプレイ広告。

Criteoとの違い:

  • GDNは**「広告枠ベース」**で入札し、Criteoのような「ユーザー個別の動的広告」は標準では提供されません。

  • ただし、レスポンシブ広告+リマーケティング設定を組み合わせれば、一定の追客精度は実現可能。

向いているケース:

  • 費用を抑えつつ広告運用を自社で完結したい

  • 自由なターゲティング設計を行いたい

  • 新規顧客の流入にも力を入れたい


2. Meta広告(Facebook/Instagram)|Criteoと同等の追客+ブランド訴求

特徴:

Facebook・Instagram内で広告を配信するSNSアドネットワーク。ユーザーの興味関心・行動データに基づいた精度の高い配信が可能。

Criteoとの違い:

  • Criteoは外部Webメディアへのバナー中心。

  • Meta広告はSNS内での表示が中心で、クリエイティブ表現がリッチ(動画・カルーセルなど)。

向いているケース:

  • 購入前の検討層に印象を与えたい

  • 商品単価が低〜中で、比較的即決されやすい商材

  • カート放棄や閲覧履歴ベースのリターゲティングを行いたい


3. RTB House|AIによるダイナミックリターゲティングに特化したCriteoの直接競合

特徴:

ポーランド発のグローバルDSPで、ディープラーニング技術を使ったパーソナライズ広告に強み。

Criteoとの違い:

  • 配信面が異なる(Criteoと提携先が一部重複しない)

  • 完全自動で運用最適化が進む仕組みを採用

  • 「広告を見たあとに購入したか」の判定精度が高い(ポストビュー効果の計測)

向いているケース:

  • Criteoの代替を最も近い形で探している

  • 海外配信も視野に入れている

  • 大規模ECでリターゲティングに重点を置いている


4. Logicad(ソウルドアウト社)|日本企業によるローカルDSP

特徴:

日本企業が運営するDSPで、国内の中小企業・EC事業者向けに設計された広告プラットフォーム

Criteoとの違い:

  • 完全に代理店主導のCriteoと違い、自社でも運用できる

  • 国内特化の配信ネットワークが中心(ローカルメディア強め)

  • 動的リターゲティングも一部対応

向いているケース:

  • 中小規模のEC

  • 国内の広告展開が中心

  • 運用型広告を自社で内製したい


5. Dynalyst(ダイナリスト)|リアルタイムパーソナライズDSP

特徴:

ユーザーの購入フェーズに応じた広告表示をAIが判断するDSP。フィード連携による動的バナー生成も可能。

Criteoとの違い:

  • 独自のデータ解析ロジックによって「今、購入する可能性が高いユーザー」を抽出

  • 配信先はGoogleやYahoo!などの既存ネットワークを活用

向いているケース:

  • 高単価商品や定期購入系でCVRの最大化を狙いたい

  • Criteoよりも精緻なフェーズ設計をしたい

  • 独自配信ネットワークにこだわらない


番外:KANADE DSP、FreakOutなども選択肢に

他にも「FreakOut」「KANADE DSP」「BLADE DSP」などがありますが、Criteoと比較してフィードベースの自動最適化や独自ネットワークの強さはやや劣ります。
ただし、新規ユーザー開拓やブランド訴求の場面では補完的に活用できます。


まとめ|Criteo広告の代替は「目的別」に最適解が変わる

Criteo広告は確かに強力な武器ですが、目的によっては**「もっと効果的かつコストパフォーマンスの良いサービス」**も存在します。


✅目的別・おすすめ代替サービスまとめ

  • 新規流入も意識しつつリマーケティングもしたい
     → Google広告/Meta広告

  • Criteo並のダイナミック広告を導入したい
     → RTB House/Dynalyst

  • 自社運用+国内特化+低予算で始めたい
     → Logicad


広告は「成果 × 継続性」がすべてです。
もしCriteoの費用に疑問を感じているなら、一度目的とフェーズに応じた代替サービスへのトライアル導入を検討してみてください。

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