【実例あり】Readyforで詐欺って本当にある?騙されないための見分け方&通報手順を完全ガイド!
はじめに|「Readyforで詐欺ってあるの?」と不安なあなたへ
クラウドファンディングを使った社会貢献が広がる一方で、「これって詐欺じゃないの?」と感じるトラブルも増えてきました。
中でもReadyforは、社会性の高いプロジェクトが集まるため「支援したのにリターンが来ない」「運営からの説明がない」などの声も一部に見られます。
この記事では、
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Readyforに詐欺はあるのか?
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詐欺的なプロジェクトの見分け方とは?
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支援してしまった時の対処法は?
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運営の対応・通報方法とは?
などを、実際のトラブル例や、法的な観点も交えつつわかりやすく解説していきます。
Readyforとは?安心できる仕組みはある?
Readyforは2011年に日本初のクラウドファンディングサービスとしてスタートし、
教育・医療・災害支援・地域活性など、非営利性の高いプロジェクトに強いプラットフォームです。
安心ポイント:
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プロジェクトの事前審査あり
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本人確認・団体実在確認あり
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資金は達成後に振込、途中キャンセル不可
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実行者との連絡機能あり
それでも、「すり抜けてしまう怪しい案件」がゼロではないのが現実です。
詐欺の定義とは?クラファンにおける“グレーゾーン”とは
まず明確にしておきたいのは、「詐欺」と「トラブル」は違うということ。
● 明確な詐欺の定義(刑法第246条)
「人を欺いて財物を交付させた者」
つまり、最初から実行意思がないのに、虚偽のプロジェクトで金を集めた場合、それは詐欺罪になります。
● 一方で、次のようなケースは詐欺とは言い切れません:
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予期せぬトラブルでリターンが遅れた
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材料調達がうまくいかず実行が遅延
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体調不良や災害による中止
このようなケースは、**詐欺ではなく“履行トラブル”**と呼ばれます。
【要注意】Readyforで過去に報告された詐欺的トラブル例
Readyfor自体が詐欺サイトということは絶対にありません。
しかし以下のような事例は報告されています。
① 実在しない団体を名乗って医療支援を装ったケース
→ 名前を借りた団体や人物が後から被害を申し立て。写真も盗用だった。
② リターンなしの支援型なのに使途不明金が発覚
→ 支援者が調べたところ、報告と明らかに異なる活動をしていた。
③ プロジェクトページの内容が他サイトのコピペだった
→ 別の国で行われていた活動を、あたかも自分の取り組みとして紹介していた。
これらはいずれもReadyforが通報に基づいて調査を実施し、対応を行ったケースです。
あなたを守る!詐欺プロジェクトの見抜き方チェックリスト
支援前に以下のポイントをチェックしておけば、詐欺被害を大きく減らせます。
✅ ① 起案者の顔・名前・経歴が不明瞭ではないか?
→ 顔出しも実名もなく、団体の実態がわからない場合は要注意。
✅ ② 活動実績・外部リンクが一切ない
→ 他SNSや過去の活動ページがなく、情報がそのページだけの場合は危険信号。
✅ ③ 高額支援ばかりを煽る構成
→ 「◯万円以上支援で特別扱い!」といった過剰な演出に惑わされないように。
✅ ④ ストーリーが感情的すぎる
→ 泣ける話・同情を煽る構成で、論理的説明がない場合も疑ってかかるべきです。
詐欺に遭ってしまったかも?そのときの対応フロー
1. 起案者へReadyfor内メッセージで直接連絡
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丁寧にリターン未着や報告の遅れについて問い合わせる
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証拠(スクショ・日付入り)を保存しておく
2. 1〜2週間以上反応がない場合、運営に通報
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Readyforのサポートフォームより通報(https://readyfor.jp/contact)
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状況・証拠を添えて報告
3. 高額支援で返金の見込みがない場合、消費生活センターや警察へ相談
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チャージバックなど、カード会社経由での手続きも検討
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複数人の通報があると、運営も迅速に動きやすい
Readyfor運営の対応方針|返金・調査の可能性は?
Readyforでは、明らかに詐欺と判断される案件については、以下のような対応が取られます。
✅ プロジェクトの非公開措置
→ 不適切な内容や虚偽が確認された場合、ページ自体を削除。
✅ 起案者への支払い停止・資金凍結
→ プロジェクトの調査期間中、起案者への資金は止められます。
✅ 支援者への一斉連絡・説明
→ 被害が広がらないよう、支援者全員に説明メールが届く場合も。
クラファン詐欺の「グレーゾーン」との付き合い方
Readyforに限らず、クラウドファンディングには本質的にリスクがあります。
特に以下のような考え方を持っておくと、支援する側としても安心です。
✔ 返ってこない可能性もある“投資”に近い感覚で支援する
→ 完全な「購入」ではないことを理解する
✔ 「リターン目当て」ではなく、「想いへの共感」が大前提
→ 商品目的であれば、ECサイトで買った方が確実
✔ どんなに良い話でも、1回ググってから支援
→ 「実在するか?」「同様のプロジェクトが過去にないか?」をチェック
まとめ|Readyforで詐欺に遭わないために
Readyforは信頼性の高いクラウドファンディングプラットフォームですが、すべてのプロジェクトが安全という保証はありません。
あなた自身が正しく見極め、自衛する力を持つことが最大の防衛策です。
最後に:支援は「信頼の橋渡し」
クラウドファンディングとは、誰かの夢や想いに力を貸す素晴らしい仕組みです。
だからこそ、その信頼が悪用されたときのダメージは大きい。
ですが、この記事の内容を知っておけば、あなたは騙されない支援者になれるはずです。