【保存版】GASでコンテンツカレンダーを自動作成する方法｜スプレッドシートで簡単管理！

「SNS運用やブログ更新をもっと楽に管理したい！」
そんなあなたに最適なのが、Google Apps Script（GAS）を使ったコンテンツカレンダーの自動作成です。

この記事では、誰でもできる「GASでコンテンツカレンダーを自動作成する方法」を徹底解説！
スプレッドシートを使った管理方法から、実際に動くスクリプトまで、今すぐ実践できる内容をまとめました。

1. なぜコンテンツカレンダーをGASで自動作成するのか？

まず、コンテンツカレンダーとは、SNSやブログなどの投稿予定を管理するカレンダーのことです。

これをGASで自動作成するメリットはズバリ、

作業の手間が大幅に減る
チーム共有が簡単
スプレッドシートで視覚的に管理できる
投稿漏れ防止・PDCAサイクルが回しやすくなる
変更・修正が即座に反映できる

さらに、GASならGoogleカレンダーとの連携もできるので、リマインド通知まで自動化できます。

2. 【準備編】必要なものは超シンプル！

■ 用意するもの

Googleアカウント
Googleスプレッドシート
Google Apps Script（標準で使える）

これだけ。
外部ツールのインストールは一切不要です！

3. 【設計編】まずはカレンダーの構成を考えよう

スプレッドシートの基本設計はシンプルでOK。

例：

| 日付 | 曜日 | コンテンツ内容 | 投稿先 | ステータス | メモ |

これをGASで1か月分まとめて自動生成するイメージです。

4. 【実装編】コンテンツカレンダーをGASで自動作成する方法

では実際にコードを書いていきましょう。

ステップ① スプレッドシートを作成

まずは新しいGoogleスプレッドシートを作成し、シート名を「コンテンツカレンダー」としておきましょう。

ステップ② GASエディタを開く

スプレッドシートから
「拡張機能」→「Apps Script」→「新しいプロジェクト」を開きます。

ステップ③ スクリプトを書く

以下が1か月分のカレンダーを自動作成する基本コードです。

function createContentCalendar() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('コンテンツカレンダー');
sheet.clear(); // 既存データをクリア

const today = new Date();
const year = today.getFullYear();
const month = today.getMonth(); // 今月（0〜11）
const lastDay = new Date(year, month + 1, 0).getDate(); // 月末日を取得

// ヘッダー作成
const headers = ['日付', '曜日', 'コンテンツ内容', '投稿先', 'ステータス', 'メモ'];
sheet.appendRow(headers);

for (let i = 1; i <= lastDay; i++) {
const date = new Date(year, month, i);
const dayOfWeek = ['日', '月', '火', '水', '木', '金', '土'][date.getDay()];

sheet.appendRow([
Utilities.formatDate(date, Session.getScriptTimeZone(), 'yyyy/MM/dd'),
dayOfWeek,
'', // コンテンツ内容（空欄）
'', // 投稿先（空欄）
'未作成', // ステータス初期値
'' // メモ（空欄）
]);
}
}

これを保存して実行するだけで、
今月分のコンテンツカレンダーが自動生成されます！

5. 【カスタマイズ編】さらに便利な機能を追加しよう

✅ 未来月のカレンダーも作成できるようにする

function createContentCalendarNextMonth() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('コンテンツカレンダー');
sheet.clear();

const today = new Date();
const nextMonth = today.getMonth() + 1;
const year = nextMonth > 11 ? today.getFullYear() + 1 : today.getFullYear();
const month = nextMonth % 12;
const lastDay = new Date(year, month + 1, 0).getDate();

const headers = ['日付', '曜日', 'コンテンツ内容', '投稿先', 'ステータス', 'メモ'];
sheet.appendRow(headers);

for (let i = 1; i <= lastDay; i++) {
const date = new Date(year, month, i);
const dayOfWeek = ['日', '月', '火', '水', '木', '金', '土'][date.getDay()];

sheet.appendRow([
Utilities.formatDate(date, Session.getScriptTimeZone(), 'yyyy/MM/dd'),
dayOfWeek,
'',
'',
'未作成',
''
]);
}
}

これで「来月分」のカレンダーもワンクリックで作成できます！