【初心者向け】GASでスプレッドシートからメールを自動送信する方法|日付・条件・本文テンプレも自由自在!
「スプレッドシートの内容をもとに、自動でメールを送りたい」
「催促メールやリマインドを自動化したい」
「毎日メールを送るのが地味に面倒…GASで何とかしたい!」
そんな悩みを解決するのが、**Google Apps Script(GAS)を使った“メール自動送信システム”**です。
GASを使えば、スプレッドシートのデータを読み取って、
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条件に一致した行だけ抽出
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メールの本文に個別の情報を挿入
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送信履歴を残し、重複送信を防止
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日時トリガーで毎日・週1で自動実行
といった本格的な業務フローを無料で構築できます。
ステップ1|スプレッドシートを準備する
GASで読み取るためのGoogleスプレッドシートを用意し、以下のようなカラムを作成します:
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名前
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メールアドレス
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送信内容
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送信日 or 締切日
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送信済み(済/未)
このシートが、メール送信のマスターデータになります。
ステップ2|GASエディタを開いてスクリプトを書く
スプレッドシートの「拡張機能」→「Apps Script」からGASエディタを開き、以下のようなスクリプトを記述します。
ステップ3|トリガーを設定して自動実行させる
GASエディタ右上の「時計マーク」から「トリガー」を設定します。
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関数名:
sendReminderEmails
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イベントの種類:時間主導型
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実行頻度:毎日/週1/1時間ごと など選択
▶ これで「毎朝決まった時間に、該当者へ自動でメールを送る」システムが完成します!
応用アイデア(業務でよく使われるパターン)
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回収期限リマインド(申込書、請求書など)
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Zoom面談の前日通知
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面接予定者への確認メール
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毎月のレポート送信(PDF添付も可能)
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定期報告書の提出依頼
▶ カスタム関数やテンプレート本文を組み合わせれば、より高度な“メール運用自動化”が可能になります。
よくあるエラーと対処法
Q. メールが送信されない
→ トリガーの設定 or 条件判定を確認(送信済みにしていない?)
Q. 英語でエラーが出る
→ スクリプトのMailApp.sendEmail
の引数やカラム参照にミスがある場合あり
Q. 添付ファイルを付けたい
→ MailApp.sendEmail()
に第三引数で attachments
オプションを追加可能
まとめ|「毎日やってた作業」はGASに任せよう
GASを活用すれば、
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スプレッドシートに入力された内容を
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条件に応じて自動抽出し
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指定された宛先に
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パーソナライズされたメールを
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自動で送る
という一連の流れを全て無料&ノーコードで実装可能です。
手動作業を“ゼロ”にしたい人こそ、まずこのGAS自動メール送信から始めてみましょう。