【注意喚起】eBayで偽バイヤーを見分ける方法|詐欺を防ぐためのサインと対処法
「高額商品が売れたのに支払いがない…」
「不自然な住所・英語・評価…これ大丈夫?」
「商品を送ったら連絡が取れなくなった!」
eBayで販売していると、一見普通に見えるバイヤーの中に“偽バイヤー(詐欺目的)”が紛れていることがあります。
特に高額商品や無在庫販売をしているセラーほど、ターゲットになりやすい傾向があります。
この記事では、偽バイヤーの典型的な特徴・やり口・見分け方と、被害を防ぐために今すぐできる具体策をわかりやすく解説します。
1. 偽バイヤーとは?目的とパターン
偽バイヤーとは、商品をだまし取ったり、返品詐欺を仕掛けたり、アカウント情報を盗もうとする**“バイヤーを装った詐欺者”**です。
目的はさまざまですが、代表的には以下のような手口があります:
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支払わずに「発送して」と要求
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偽物の商品を返送し返金を求める
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フィッシングサイトへ誘導し、情報を盗もうとする
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受取後に「届いていない」と主張し、二重取りを狙う
2. 偽バイヤーの見分け方|怪しいサイン8つ
① 評価ゼロまたは異常に少ない
eBayでは評価0のアカウントでも購入できますが、短期間で複数取引していたり、全くアクティビティがない場合は要注意。
② 支払いが異様に遅い or ないのに発送を要求
「もう支払いは済んでいるから、すぐ送って」と主張される場合、必ずeBayの取引画面で“支払い完了”を確認してから発送してください。
③ メッセージが不自然な英語 or 定型文
翻訳ソフトを通したような変な英語、明らかにコピペのような長文メッセージは自動送信型詐欺の可能性大です。
④ 発送先住所が“転送業者”や“倉庫”になっている
とくにアメリカ国内で「Freight Forwarder」や「Reshipper」などが宛先になっている場合、転売や詐欺の中継地に使われることがあります。
⑤ 異常に高圧的 or 焦らせてくる
「今すぐ送らないならキャンセルする」「悪い評価つけるぞ」などと不自然に急かしてくるメッセージは要警戒です。
⑥ 取引後すぐに「商品が届かない」と主張
発送から数日しか経っていないのに「まだ届かない」「返金しろ」と言ってくるケース。
追跡番号があるか・郵便事情・日数を冷静に確認しましょう。
⑦ 高額商品ばかり狙ってくる
カメラ・ブランド品・スマホなどの高額商品のみを集中的に購入しようとする場合、不正転売やなりすましの可能性もあります。
⑧ 外部リンクに誘導しようとする
「こちらに詳細を送って」と言いながら、Google Drive・Dropbox・不明なURLに誘導する場合、情報窃取型の詐欺です。絶対にアクセスしないでください。
3. 偽バイヤーからの被害を防ぐための具体策
✅ 支払い確認前に発送しない
eBayの「Paid(支払い済み)」マークが出るまでは、絶対に発送しないようにしましょう。
✅ トラッキング番号を必ずつける
追跡番号があることで、「届いていない詐欺」へのセラー保護が受けられます。
✅ 高額商品の場合は特に慎重に確認
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発送先の国・住所
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支払い方法
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メッセージ内容
すべてに目を通し、少しでも怪しければキャンセルも選択肢に入れてOK。
✅ 外部リンクにはアクセスしない
eBay外でのやり取りは基本禁止。すべてeBayのメッセージシステム内で完結するようにしましょう。
✅ セラー保護制度を理解する
eBayには「eBay Seller Protection」というセラー向けの救済制度があります。
追跡番号・発送証明・スクリーンショットなどの記録を残しておくことで、不当な返金要求を退けられる場合があります。
4. 偽バイヤーに関わってしまったら?
以下の行動をおすすめします:
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eBayの「Report buyer(バイヤー報告)」機能から通報
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取引をキャンセル(“Buyer requested”や“不払い”として)
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メッセージ履歴を保存し、証拠として保管
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明らかに詐欺の疑いがある場合はカスタマーサポートに連絡
まとめ|「ちょっと怪しいかも」の直感を信じる
eBayで偽バイヤーを100%防ぐことはできませんが、ちょっとした違和感に早く気づくことで大きな損失を防ぐことは可能です。
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評価・メッセージ・住所などから違和感を探す
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支払い前には発送しない
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外部のリンクには絶対アクセスしない
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記録を残し、eBayサポートを活用する
あなたの大切なアカウントと売上を守るために、**“慎重すぎるくらいでちょうどいい”**という意識を持っておきましょう。