【2025年版】eBayで返品対応する方法|トラブルを防ぐ返金・連絡・設定の全知識
「返品リクエストが来たけど、どう対応すればいいの?」
「バイヤー都合の返品って受けなきゃいけないの?」
「送料負担や返金のルールがよく分からない…」
eBayで販売していると、避けて通れないのが「返品対応」です。
日本では返品文化があまり一般的でないため、戸惑うセラーも多いですが、eBayは“返品大歓迎”なプラットフォーム。
対応を間違えると、悪評価やアカウント制限のリスクも出てきます。
この記事では、返品リクエストの正しい対応方法、返金ルール、ケース別対処法、返品トラブルを防ぐ出品テクニックまでを丁寧に解説します。
1. eBayの返品対応は「ケース管理」される
バイヤーが返品したい場合、eBay上で「返品リクエスト(Return request)」というケースが開かれます。
セラーは、以下のようなフローで対応することになります。
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リクエスト通知を受け取る
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返品理由を確認
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対応方針を選択(受け入れ・返金・代替品送付など)
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商品が戻ってきたら返金処理を行う
※リクエストを放置すると、自動的にバイヤー有利の判断が下されることがあります。
2. 返品理由によって「送料負担」と「返金義務」が変わる
eBayでは、返品理由が“セラー都合”か“バイヤー都合”かでルールが大きく異なります。
▷ セラー都合(説明と違う・壊れていた等)
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セラーが送料を負担
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全額返金 or 部分返金
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評価やパフォーマンスに影響する場合あり
▷ バイヤー都合(気が変わった・サイズが合わない等)
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バイヤーが送料を負担
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商品が戻ってきたら、返送料を除いた金額を返金
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ポリシーにより拒否も可能だが、柔軟対応が推奨
3. 実際の返品対応フロー(eBay管理画面での操作)
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eBay Seller Hub にログイン
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「Orders」→「Returns」へ
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該当する返品リクエストをクリック
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対応オプションを選択
└「Accept the return」
└「Offer a partial refund」
└「Decline the request」(慎重に) -
返送用ラベルを送る or 自前で手配
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商品到着後、「Issue refund」で返金処理
注意:eBayは「返品ポリシー通りに動いたかどうか」を重視します。設定は常に最新の状態に。
4. 英文テンプレート|返品リクエスト時の連絡例
バイヤー都合の場合:
Thank you for your message.
We accept returns if the item is in original condition.
Please note that the return shipping will be at your expense.
セラー都合(初期不良など)の場合:
We’re sorry to hear that the item was not as expected.
Please return the item, and we will issue a full refund including return shipping.
5. 返品を未然に防ぐための4つの出品ポイント
返品が発生すると手間もコストもかかります。
そこで、事前に以下を意識しておくとトラブルの確率が大きく下がります。
✅ 商品の状態やサイズは正確かつ誇張なしで記載
✅ 写真は明るく多角的に、実物に近い印象を与える
✅ 商品説明欄に「返品ポリシー」を明記する(バイヤー安心)
✅ なるべく追跡付き&スピーディーな発送で不信感を回避
6. 自動返品対応の設定も可能(Business Policies)
eBayには「返品ポリシー(Return Policy)」をテンプレートとして設定できる機能があります。
たとえば:
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30日間返品OK(buyer pays return shipping)
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Damaged items: full refund upon return
出品時にこの設定を適用しておけば、返品処理を自動化でき、セラーの負担も軽減できます。
まとめ|返品対応は「冷静さ」と「柔軟さ」がカギ
eBayでは、返品対応こそがセラーの信頼を示す場です。
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クレームを“チャンス”ととらえて丁寧に対応
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理由に応じたルールと返金額の判断を
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事前に対策すれば、ほとんどの返品は防げる
英語が苦手でも、テンプレートや翻訳を活用すれば対応は十分可能です。
返品対応を乗り越えた先には、高評価とリピーターの増加という“ご褒美”が待っています。