【初心者向け】eBayで送料込みを設定する方法|Free Shippingのやり方と利益を守る戦略的使い方

「eBayで送料込みってどうやって設定するの?」
「送料込みにすると利益が出なくなるのでは…?」
「そもそも送料込みって、やったほうがいいの?」

こんな疑問を抱えているeBay出品者の方へ。

この記事では、eBayで送料込み(Free Shipping)を設定する方法と、利益を守りながら売れる出品をするテクニックを、初心者にもわかりやすくまとめました。

送料込み設定は、正しく活用すれば「売れやすさ・検索順位・クリック率」のすべてが上がる強力な販売手法です。


✅ eBayにおける「送料込み(Free Shipping)」とは?


eBayでの「Free Shipping」とは、商品価格に送料を含めた形で出品する方法を指します。

アメリカではこの形式が一般的で、バイヤーの多くが「Free Shipping」のフィルターを使って商品を検索しています。


✔ 送料込みにするとどうなる?

  • ✅ 検索順位が上がる(eBayのSEOに有利)

  • ✅ 「追加費用なし」に安心して購入されやすくなる

  • ✅ 商品一覧で「FREE shipping」のアイコンが表示される


✔ デメリットは?

  • ❌ 送料分を価格に上乗せしないと赤字になる

  • ❌ 返品時に送料負担分が損になることがある

  • ❌ 商品価格がやや高く見える可能性もある


🛠 eBayで送料込みを設定する具体的な手順


【手順①】出品ページで「送料設定セクション」へ進む

出品作成画面の下部「Shipping details(配送の詳細)」に進みます。


【手順②】"Domestic shipping(国内配送)"で"Free Shipping"を選択

  • 配送方法の選択欄で、「Free Shipping(Economy Shipping)」を選択します。

  • これは「アメリカ国内での配送料無料」を意味します。

※「Flat: same cost to all buyers」にチェックを入れても構いませんが、「Free Shipping」のほうが表示上有利です。


【手順③】"International Shipping(国際配送)"も同様に設定可能

アメリカ以外にも送料無料で出したい場合は、"International Shipping"の設定も行います。

  • 「Add International Shipping」→「Free International Shipping」を選択

  • 配送方法(e.g., Economy International Shipping)を選ぶ

  • 「Ship to Worldwide」または「Custom locations」を指定


【手順④】Handling time・発送元などを設定し出品完了

忘れずに「Handling Time(発送準備日数)」や発送元の国(Japan)も選びましょう。


💰 送料込みでも赤字にしない価格設定テクニック


✔ 商品原価 + 配送コスト + eBay/Payoneer手数料 = 最低価格を把握


例)小型商品(eパケット使用)

  • 商品仕入れ価格:¥2,000

  • 送料(eパケット米国宛):¥1,450

  • eBay手数料(販売額の13%):想定¥455(仮に¥3,500で販売した場合)

→ 利益ゼロラインは約¥3,905


✔ 利益を確保するなら、「送料込み価格」+手数料分+利益で逆算

  • 目標利益:¥500

  • 販売価格設定:¥4,400程度


✔ ライバルと比較しつつ、送料無料表示で「お得感」を演出

同一商品の送料別出品より、送料込みの方が数百円高くてもクリック率が高くなる傾向があります。


📊 売上に直結する「Free Shipping」の活用ポイント


✅ アメリカ向けは「Free Shipping」が標準

米国バイヤーの約60%以上が「Free Shipping」フィルターを使っているため、「送料別」は検索から外れる可能性あり


✅ 競合商品を見て送料込みが主流なら、合わせるべき

→ 無理に価格勝負をせず、「送料込み+早期発送+信頼感」で差別化するのが王道。


✅ 送料無料にして「返品送料無料」は避ける

→ バイヤー都合の返品時は「送料はバイヤー負担」に設定しておくこと。


❗送料込み設定で注意したい落とし穴


❌ 複数国にFree Shipping設定してしまう

→ 全世界に送料込みで出すと、超過送料で赤字になるリスクが高い。

→ 対策:アメリカのみFree Shipping、それ以外は送料別設定にする。


❌ 重量物・大型商品へのFree Shipping

→ 送料が高騰するリスクあり。特にEMS・DHL・FedEx使用時は要注意。


❌ 表示上は送料無料でも、実は利益ゼロ設定になっている

→ 利益計算シートで「手数料・送料・税金」込みでの採算を確認しておく


🧠 送料込み販売に役立つツール・チェックリスト


  • eBay Profit Calculator(手数料計算ツール)

  • 送料別・込み 両方で出品してABテストしてみる

  • ✅ **ライバルリサーチ(Terapeak・Sold Listings)**で相場把握


✅ まとめ|送料込み設定は“売れる戦略”になる


  • ✅ eBayでの送料込み設定は、検索順位UP&購入率UPの強力手段

  • ✅ 正しい手順で設定し、送料・手数料・利益を逆算して価格を決める

  • ✅ 「Free Shipping」だからといって安売りではなく、信頼感と明瞭性で選ばれる出品者に


無在庫でも有在庫でも、送料込み戦略を使いこなせばリサーチの精度も収益性も高まります

まずは小型商品からテストし、自分に合った送料込みスタイルを見つけていきましょう!

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