【無料テンプレ付】eBay売上管理はスプレッドシートでOK|仕入れ・経費・利益を一括で見える化する方法
「売上は出てるのに、手元にお金が残らない…」
「送料・手数料・仕入れ、全部バラバラで管理が大変」
「eBayの売上管理って、どうすれば一番シンプルなの?」
eBayでの販売を本格化させるなら、**「売上管理の仕組み化」**が必須です。
特に副業や個人セラーの多くは、**スプレッドシート(Googleスプレッドシート)**を使って、売上・原価・利益・手数料・送料などを一元管理しています。
この記事では、eBayの売上をスプレッドシートで管理する理由、基本の作り方、収益改善に役立つ使い方のコツまで、初心者向けにやさしく解説します。
1. なぜスプレッドシートがeBay売上管理に最適なのか?
eBayには「売上の明細」はあるものの、「利益」までは自動で見えません。
だからこそ、多くのセラーがスプレッドシートを使って以下の項目を一括管理しています。
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売上金額(eBayでの販売価格)
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送料(自分が負担した実費)
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手数料(eBay/Payoneer)
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仕入れ原価
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利益(=売上-原価-送料-手数料)
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税務処理のための記録(売上台帳・帳簿)
スプレッドシートなら無料・柔軟・クラウド対応で、スマホからも入力・確認が可能。
確定申告にも対応しやすいので、副業セラーにも本当におすすめです。
2. 売上管理シートに最低限入れるべき項目
初心者でも使いやすい構成は次のとおりです:
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日付(販売日)
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商品名
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販売価格(USD)
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Payoneer入金額(JPY)
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eBay手数料
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送料(実費)
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仕入原価
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利益(自動計算)
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メモ(キャンセル・返品など)
このように設計すれば、1商品ごとに利益が一目で分かり、収支のブレにも即対応できます。
3. スプレッドシートを自動化するコツ
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為替レートの自動反映:Google Finance関数を使えば、「USD→JPY」の換算を自動化可能です。
例)=B2*GOOGLEFINANCE("CURRENCY:USDJPY")
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利益計算の自動化:関数を使って「販売価格-手数料-送料-仕入れ」をリアルタイム計算。
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条件付き書式で赤字を色分け:損失商品を視覚的にチェック可能。
テンプレートを一度作っておけば、毎月の利益が自動で集計され、税務にもそのまま使えるようになります。
4. 管理の“あるある失敗”とその対策
失敗①:「後で入力しよう」と思って忘れる
→ 取引が発生したら、その日のうちに最低限だけでも記録を残す習慣を。
失敗②:送料を正確に入力していない
→ 送料はeBay発送通知から確認し、実費での入力が利益計算に必須です。
失敗③:通貨単位がバラバラで計算がズレる
→ 「売上=USD」「費用=JPY」など混在しやすいので、どちらかに統一 or 換算列を用意しましょう。
5. シートが完成したら、月次レポート化がおすすめ
売上データが溜まってきたら、月ごとの利益推移やカテゴリ別利益率を分析しましょう。
それだけで、
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売れてるジャンル/季節性
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不採算商品の見直し
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出品数に対する利益効率
などが見えてきて、リサーチや出品戦略の改善に直結します。
まとめ|売上管理を制する者が利益を制す
eBay販売において、利益が出ているかどうかを把握できていないと、気づかないうちに赤字を垂れ流すことにもなりかねません。
だからこそ、
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自分で数字を見るクセをつける
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利益率をリアルに把握する
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データに基づいて改善する
これができるだけで、eBayセラーとしての生存率と収益性が大きく変わってきます。
まずはGoogleスプレッドシートで、あなたの売上管理を“見える化”していきましょう!