のどぐろレシピ完全ガイド|絶品の食べ方・調理法・人気レシピ5選
のどぐろとは?
のどぐろ(正式名称:アカムツ)は、高級魚として知られる白身魚で、脂の乗った濃厚な味わいが特徴です。特に日本海側でよく獲れ、新潟、石川、島根などが主要な産地とされています。焼き魚や煮付けに適しており、その上品な甘みと旨味が多くの食通に愛されています。
のどぐろの旬と選び方
のどぐろの旬は、秋から冬にかけての寒い時期。脂がしっかりと乗り、最も美味しい時期とされています。選ぶ際のポイントは、
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目が透き通っていて濁りがないもの
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体にハリがあり、鮮やかな赤色をしているもの
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口の中(のど)が黒く、鮮やかな色合いをしているもの
のどぐろを美味しく食べるレシピ5選
1. のどぐろの塩焼き
最もシンプルで素材の味を堪能できる調理法です。
材料(2人分)
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のどぐろ(中サイズ)1尾
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塩 適量
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すだち(またはレモン) 適量
作り方
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のどぐろの表面に軽く塩をふる。
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グリルまたは魚焼き網で中火でじっくり焼く。
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皮がパリッとして身がふっくらしたら完成。
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すだちを絞って召し上がれ。
2. のどぐろの煮付け
甘辛いタレが染み込んだ、ご飯のお供にぴったりの一品です。
材料(2人分)
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のどぐろ 1尾
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醤油 50ml
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みりん 50ml
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砂糖 大さじ1
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酒 50ml
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水 100ml
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しょうが(スライス) 適量
作り方
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鍋に醤油、みりん、砂糖、酒、水、しょうがを入れて火にかける。
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沸騰したら、のどぐろを入れて落とし蓋をする。
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弱火で15分ほど煮込む。
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器に盛り付け、煮汁をかけて完成。
3. のどぐろの刺身
新鮮なのどぐろは刺身で食べるのも絶品。
材料(2人分)
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のどぐろ(刺身用)1尾
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わさび 適量
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醤油 適量
作り方
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のどぐろを3枚におろす。
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皮を引き、薄切りにする。
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皿に盛り付け、わさび醤油でいただく。
4. のどぐろの炊き込みご飯
旨味たっぷりの出汁がご飯に染み込んだ絶品料理。
材料(2人分)
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米 2合
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のどぐろ(小さめ)1尾
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だし汁 400ml
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醤油 大さじ1
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みりん 大さじ1
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酒 大さじ1
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塩 少々
作り方
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のどぐろを軽く塩焼きする。
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炊飯器に洗った米、調味料、だし汁を入れる。
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のどぐろをそのままのせ、通常の水加減で炊飯。
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炊き上がったら骨を取り除き、混ぜて完成。
5. のどぐろの一夜干し
旨味が凝縮され、保存もできる伝統的な食べ方。
材料
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のどぐろ(開き)1尾
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塩 適量
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日本酒 大さじ2
作り方
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のどぐろを開き、日本酒をふる。
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両面に軽く塩をふり、冷蔵庫で一晩寝かせる。
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風通しの良い場所で3~4時間干す。
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グリルで焼き、完成。
のどぐろレシピのポイント
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脂の乗りを活かす:焼き物や煮物にすると、のどぐろの脂がしっかりと溶け出し、風味が際立ちます。
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シンプルな味付けが◎:濃厚な旨味を持つため、塩や醤油など最低限の味付けが最も美味しさを引き出します。
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鮮度が重要:刺身や寿司にする場合は、できるだけ新鮮なのどぐろを使いましょう。
まとめ
のどぐろは、その豊かな脂と上品な甘みで、どんな調理法でも絶品の味わいを楽しめます。
脂の乗ったのどぐろをシンプルに味わうもよし、アレンジを加えて新たな味わいを楽しむもよし。ぜひ、ご家庭で極上ののどぐろ料理を堪能してください!