トマトを冷凍保存で長持ち
食卓の彩りに欠かせないトマト。生のままスライスしてサラダに、コトコト煮込んでスープやソースにと、使い勝手が良いのも特長です。そんなトマトをたくさん手に入れたら、新鮮なうちに迷わず冷凍!実は、冷蔵庫に放置しておくよりも断然便利で、しかもおいしく使える方法なのです。
トマトの便利な冷凍方法
トマトを冷凍保存するときは、「丸ごと」か「刻み」が便利。丸ごとの場合は、ヘタを取って1個ずつラップで包み、ヘタ部分を下にして冷凍用保存袋に入れます。刻む場合は、粗めのみじん切りにして冷凍保存袋に入れ、平らにならして密封します。
※刻んで冷凍したトマトは便利
調理するときに使いたい分だけ折って取り出せるように、冷凍するときに平たくならして入れると便利です。
トマトを冷凍保存するメリット
1.日持ちが長くなる!
トマトは冷やしすぎると甘みが弱くなるため、夏期以外は冷蔵保存を避けたい野菜。冷蔵の場合は日持ちして10日ほどですが、冷凍なら約1カ月保存できます。
2.熱湯不要で皮がむける
丸ごと冷凍したものは、凍ったまま水に浸けるだけで簡単に皮がむけます。熱湯にくぐらせたり、直火であぶったりという、面倒な下ごしらえも不要に!
3.そのまま調理できる
加熱調理するときは、凍ったままでOK。解凍の手間が省けるだけでなく、すぐに煮崩れて、味もなじみやすいので、スープや煮込み料理の調理時間も短縮できます。凍ったまますりおろして加熱すれば、トマトソースも手軽につくれます。
4.新感覚のデザートになる
冷凍や解凍によって細胞が壊れることで、甘みを感じやすくなるという効果も。凍ったものを粗めにすりおろせば、シャリシャリとした食感と、自然な甘みが効いたシャーベットとしておいしく食べられます。ミニトマトは丸ごと凍らせたものにハチミツをかけるだけで、氷菓のようなひんやりデザートに!
最後に、冷凍するだけで使い方が広がる便利なトマト。冷凍庫にストックしておけば、日々の料理の強い味方になること間違いなしです。今まで買って余らしてたトマトをこれから冷凍保存で上手に活用してみましょう。