【完全ガイド】Shopifyの「カートに入れる」ボタンを変更する方法｜文言・デザイン・色・機能別に徹底解説！

「“カートに入れる”って文字がそっけない…もっと購買意欲を刺激したい」
「ボタンの色がサイトデザインに合っていない」
「英語テーマで“Add to cart”ってなってるけど、直せないの？」

Shopifyでストアを構築すると、商品ページに自動で「カートに入れる（Add to cart）」ボタンが表示されます。

このボタンはユーザーの購入導線の中でも最も重要な接点です。
ボタンのテキストやデザインを少し変えるだけで、コンバージョン率が向上するケースも少なくありません。

この記事では、Shopifyで「カートに入れる」ボタンを自由にカスタマイズする方法を初心者向けに詳しく解説していきます。

✅ 変更できるポイントは主に3つ

テキスト（文言）を変更する
ボタンの色や形を変更する
JavaScriptでクリック動作をカスタムする

✅ Shopifyで「カートに入れる」ボタンのテキストを変更する方法

🔹 方法①：言語設定から変更する（おすすめ）

Shopify管理画面＞「オンラインストア」＞「テーマ」
使用中テーマの「…」から「言語を編集」をクリック
「Products」または「Products > Product form」などの項目を検索
Add to cart を「カートに入れる」や「購入する」など任意の文言に変更
保存

例：

「カートに入れる」→「今すぐ購入」
「Add to cart」→「バッグに追加」
「Add to bag」→「ショッピング開始！」

🔹 方法②：コード編集で直接変更する

Shopify管理画面＞テーマ＞「コードを編集」
product-template.liquid または main-product.liquid などを開く
<input type="submit" や <button type="submit" を含む箇所を探す
テキスト部分（{{ 'products.product.add_to_cart' | t }}）を直接書き換える

✅ おすすめ文言例（業種別）

業種	ボタン例文
アパレル	今すぐ試着する
スイーツ	甘さを味わう
ギフト	贈り物に選ぶ
デジタル商品	今すぐダウンロード
セール品	限定価格で購入！

✅ ボタンの色やデザインを変更する方法

🔸 方法①：テーマエディタから変更（ノーコード）

「オンラインストア」＞「カスタマイズ」
商品ページを選択
右側の「テーマ設定（Theme Settings）」＞「カラー」
「ボタン」「アクセントカラー」などを調整
プレビュー確認後、保存

※テーマによって項目名が異なる場合あり

🔸 方法②：CSSでカスタマイズ

コード編集から base.css または theme.css を開き、以下のようなCSSを追加します：

✅ 「カートに入れる」ボタンの機能カスタマイズ（応用編）

🔸 クリックでモーダル表示にする（例：ポップアップ）

JavaScriptを使えば、「クリックでモーダルを表示」や「カートに直接遷移」なども可能です。

🔸 「売り切れ時に通知する」ボタンに切り替え

商品が在庫切れの際に「通知を受け取る」に切り替えるスクリプトなどもテーマにより可能です。

✅ よくあるトラブルとその対処法

❌ ボタンの変更が反映されない

キャッシュが原因：別ブラウザやシークレットモードで確認
複数の言語設定がある：翻訳対象の言語を確認

❌ 英語表記のまま戻らない

「言語を編集」ではなくコード側を編集してしまっている
テーマが翻訳対応していないケースもある（旧テーマなど）

❌ CSSが効かない

セレクターが正しく指定されていない
テーマのコンポーネントがJavaScriptで上書きされている可能性あり

✅ ボタン変更による効果と注意点

✔ 期待できる効果

視認性アップ → ユーザーの離脱防止
文言の工夫 → コンバージョン率アップ
デザインの統一 → ブランドイメージ向上

⚠ 変更時の注意点

トーン＆マナーに合わせた文言を使用
ボタンの位置やサイズは変えすぎない（UX悪化に注意）
ABテストも活用して、効果測定をすることが理想

✅ まとめ｜「カートに入れる」ボタンは、売上を左右するスイッチ

Shopifyでの「カートに入れる」ボタンは、ほんの一文・一色の違いでユーザーの行動が変わる、**最重要CTA（Call To Action）**です。

✅ 文言をブランドや商品特性に合わせて変更
✅ 色やサイズを視認性・統一感のあるデザインに変更
✅ テーマやスキルに合わせてノーコードでも対応可能
✅ 変更後は必ず「ユーザー目線」でテスト確認！

あなたのショップの売上アップは、このボタン1つの工夫から始まります。
今日から「押されるボタン」へと変えていきましょう！