【完全版】Shopifyで海外配送を設定する方法|初めてでも安心のステップ解説!
はじめに|なぜ今、Shopifyで海外配送を始めるべきなのか?
越境EC市場は年々拡大を続け、2025年には世界全体で7兆ドル規模に達すると言われています。
日本国内だけで商売をするのは、もはや「もったいない」時代。
しかも、Shopifyなら簡単な設定だけで世界中に商品を届けることができるのです。
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物流の複雑さ
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配送料計算の難しさ
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関税・通関対応
これらも、Shopifyならツールやアプリで解決できる環境が整っています。
この記事では、初心者でも迷わない海外配送設定の手順、注意点、成功のコツまで徹底的に解説します!
Shopify海外配送設定の流れ【全体像】
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対象国・地域を設定する
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配送方法・送料を設定する
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関税・税金の扱いを決める
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配送プロバイダー・アプリを連携する(必要に応じて)
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チェックアウト画面を最適化する
この5ステップを押さえれば、すぐに海外配送をスタートできます。
Shopifyで海外配送を設定する具体的な手順
ステップ1. 対象国・地域を設定する
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Shopify管理画面→【設定】→【市場】へ
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「新しい市場を作成」→ターゲット国・地域を追加
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地域ごとに販売許可を設定
ポイント:
最初は主要ターゲット(例:アメリカ、オーストラリア、EU)に絞るのがおすすめです。
ステップ2. 配送方法・送料を設定する
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Shopify管理画面→【設定】→【配送と配達】
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「配送ゾーン」を作成(例:北米、ヨーロッパ、アジアなど)
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それぞれのゾーンに送料ルールを設定
【送料設定パターン例】
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一律送料(例:世界共通で2,000円)
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購入金額に応じた送料無料(例:10,000円以上で送料無料)
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重量ベース送料(重量に応じて段階的に設定)
注意点:
国際送料は想定以上に高くなりやすいので、必ず事前にシミュレーションしておきましょう。
ステップ3. 関税・税金の扱いを決める
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Shopify管理画面→【税金と関税】へ
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「関税・輸入税を顧客に請求」するか、「ストア負担にする」かを選択
【オプション】
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顧客に輸入時に支払ってもらう(DDU配送)
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事前に支払わせる(DDP配送、アプリ連携が必要)
おすすめはDDU(関税後払い)。最初はリスクを抑えた運用が安全です。
ステップ4. 配送業者アプリを連携する(必要に応じて)
より正確な送料見積もりや、発送ラベル自動発行をしたい場合、以下のアプリ連携が便利です。
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Easyship(世界中の配送業者比較・自動ラベル発行)
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DHL Express Commerce(DHL直連携)
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ShipStation(複数配送業者一括管理)
これらを使えば、海外配送業務の自動化・効率化がぐっと進みます。
ステップ5. チェックアウト画面を最適化する
海外顧客向けには、
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国際住所入力に対応
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通貨・言語設定を最適化
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配送オプション(追跡あり/なし)を明記
など、購入時の不安をゼロにする設計が重要です。
Shopifyで海外配送を成功させるためのコツ
1. 「送料無料ライン」を上手く設定する
例:
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1万円以上購入で送料無料
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2点以上購入で送料半額
これだけで、客単価UP+送料に対する心理的ハードルを下げられます。
2. 追跡可能な配送方法を基本にする
国際配送では紛失リスクが常にあります。
追跡可能な配送(EMS、DHL Expressなど)を標準にしましょう。
3. 配送遅延リスクを明記する
海外配送は想定以上に時間がかかる場合もあります。
「通常〇日〜〇日で到着予定」とあらかじめ伝えておくことで、クレーム防止につながります。
海外配送にかかる費用の目安【参考】
地域 | EMS送料(500gまで) | DHL送料(500gまで) |
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アメリカ | 約2,400円 | 約3,000円 |
ヨーロッパ | 約2,800円 | 約3,200円 |
オーストラリア | 約2,600円 | 約2,900円 |
※2025年4月時点の参考価格。地域・配送オプションによって変動します。
Shopify海外配送設定でよくある失敗と対策
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【失敗例】送料が高すぎてカゴ落ち
→ 送料無料キャンペーンを活用、または送料一部負担設定 -
【失敗例】関税請求で顧客トラブル
→ 商品ページ・FAQに「関税は別途発生する可能性あり」と必ず記載 -
【失敗例】配送方法が不明確で不安感を与える
→ 配送業者名・追跡番号提供を必ず実施
まとめ|Shopifyで海外配送を始めて世界中に売ろう!
Shopifyなら、
✅ 対象国設定
✅ 配送方法・送料設定
✅ 税金・関税管理
✅ アプリ連携による配送業務自動化
すべてをスムーズに行うことができます。
海外配送は、最初こそ不安に感じるかもしれませんが、
**「設定」→「小さくテスト」→「改善」**を繰り返せば確実に成功できます。
あなたのブランドも、今日から世界に向けて羽ばたきましょう!