【初心者向け】STUDIOのスマホ表示サイズを整える方法|崩れないレスポンシブデザイン完全ガイド
「STUDIOで作ったサイト、パソコンでは綺麗だけどスマホで崩れる…」
「スマホ表示に対応するにはどうしたらいい?」
「文字が小さすぎたり、画像がはみ出たりして見づらい!」
STUDIOはレスポンシブ対応(スマホ最適化)を自動で行うノーコードツールですが、実際には手動で細かく調整しないと「見にくい」「崩れてる」サイトになりがちです。
この記事では、STUDIOでスマホ表示サイズを整えるための設定方法・レイアウトの注意点・よくあるトラブルと対処法まで完全解説します。
初心者の方でもこの記事通りに進めれば、“どの端末でも綺麗に見える”ホームページが作れるようになります。
✅ STUDIOはスマホ表示(レスポンシブ)に対応してる?
はい、STUDIOはレスポンシブ対応が標準仕様になっています。
つまり、基本的にはPCで作ったページも、スマホやタブレットで自動的に最適表示される設計です。
ただし実際には、次のようなケースでは手動でスマホビューを調整する必要があります:
-
横並びの要素が詰まりすぎる
-
フォントが小さすぎて読みにくい
-
ボタンが小さくて押しにくい
-
画像や背景がはみ出している
-
行間が詰まりすぎて読みにくい
→ これらは**“スマホビューの専用編集モード”で修正**するのがSTUDIOの正しい使い方です。
🛠 STUDIOでスマホ表示サイズを整える5つの基本ステップ
ステップ①:スマホビューに切り替える
-
STUDIOの編集画面上部にある「デバイス切替」アイコンをクリック
-
スマホアイコン(📱)を選択
-
スマホ専用ビューに切り替わる
ここで表示されるレイアウトが実際のスマホで見たときの見え方に近いものになります。
ステップ②:各セクション・要素のサイズと余白を調整する
スマホでは見た目よりも“読みやすさ・操作のしやすさ”が重要です。
チェックすべきポイント:
-
✅ フォントサイズは16px以上が基本
-
✅ セクションの上下のpadding(余白)を十分に確保する
-
✅ ボタンは指でタップしやすい大きさに(最小44px×44px)
-
✅ テキストは横幅90%以下で改行されるように
-
✅ 複数列のレイアウトは1列に変更する(縦並び)
特に**「Flex Box」や「Gridレイアウト」を使って横並びにしているセクションは、スマホ表示で「縦1列表示」に切り替えるのがベスト**です。
ステップ③:フォント・行間・行幅をスマホ専用に最適化
スマホで読みやすくするためには、次のような調整が重要です:
-
フォントサイズ:16〜20pxが標準(見出しは大きめでもOK)
-
行間(line height):1.5〜1.8倍
-
文字の幅(letter spacing)は詰めすぎない
-
長文は段落をこまめに分けて改行を入れる
→ STUDIOではデバイスごとにフォントサイズを変えることができるため、PCとスマホで別々に最適化可能です。
ステップ④:画像・背景・ブロックの位置崩れを直す
スマホビューでよく起きるのが背景画像のトリミングや比率崩れです。
対処法:
-
背景画像の「サイズ設定」を「カバー」ではなく「コンテイン」に切り替えて様子を見る
-
セクション全体に対して余白を増やす(背景が見切れにくくなる)
-
背景が見切れても問題ないよう、画像に文字を重ねるのは避ける
また、画像ブロックそのものは「最大幅を80〜90%」に制限することでスマホでのはみ出しを防げます。
ステップ⑤:表示確認と実機テストを行う
編集が終わったら、次の方法で見え方を最終チェックしましょう。
-
「プレビュー」でスマホ表示を確認(画面右上)
-
公開URLを自分のスマホで直接開く
-
iPhone/Androidそれぞれでテストできれば理想的
**「STUDIO編集画面では綺麗でも、実機で見ると崩れている」**ということもあるため、必ずスマホ本体での確認を推奨します。
✅ よくあるスマホ表示トラブルとその対処法
❌ テキストが小さくて読みにくい
→ スマホビューで「16px以上」に設定。改行位置もチェック!
❌ 画像が画面からはみ出している
→ ブロックの最大幅設定を90%以下に、画像は「Fit」「Contain」に変更
❌ ボタンが重なって押せない
→ paddingを増やす or 配置を1列に変更する(Flex設定の方向変更)
❌ セクションの上下余白が詰まりすぎている
→ スマホ専用で「padding-top」「padding-bottom」を増やす(48px以上推奨)
✅ スマホ最適化でCVR(コンバージョン率)もアップする理由
スマホ表示を整えることで、以下のような成果につながります:
-
✅ 滞在時間が長くなる(読みやすい・使いやすい)
-
✅ 離脱率が下がる(操作ストレスが減る)
-
✅ お問い合わせ・購入などの行動率が高まる
実際、スマホの閲覧者が8割以上を占めるサイトも多いため、**スマホ表示の最適化は「デザイン調整」ではなく「売上直結の施策」**です。
✅ まとめ|STUDIOでスマホ表示サイズを正しく整えると、誰にでも“伝わる”サイトになる!
-
✅ STUDIOは自動でレスポンシブ対応するが、細部は手動調整が必要
-
✅ スマホビュー専用で「文字サイズ」「配置」「余白」を調整する
-
✅ 実機での確認が成功のカギ!
-
✅ 表示崩れを直すだけで、直帰率もCV率も改善する
PCで綺麗に作れたサイトも、スマホでの見やすさがなければ意味がありません。
この記事を参考に、ぜひ**“どんな端末でも快適に見えるサイト”**をSTUDIOで作ってみてください。