【2025年最新版】WordPressセキュリティ対策完全ガイド|ハッキングを防ぐための15の実践ステップ
「WordPressってセキュリティ弱いって聞くけど本当?」
「管理画面に不審なログインが…」
「何をすればハッキングを防げるのか分からない」
WordPressは世界中で使われている人気CMS。だからこそ、常に攻撃の標的になりやすいのも事実です。
しかし安心してください。
正しいセキュリティ対策を講じておけば、99%のリスクは回避可能です。
この記事では、初心者でも実践できるWordPressセキュリティ対策を15のステップで解説します。あなたの大切なサイトとデータを、しっかり守っていきましょう。
✅ なぜWordPressサイトは狙われるのか?
WordPressは全世界の40%以上のWebサイトで使用されており、非常に普及率が高いCMSです。
そのため、ハッカーにとっては**“大量攻撃の対象として効率が良い”**という理由で、特に以下のような手口が多く見られます。
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✅ 総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)
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✅ プラグインの脆弱性を突いた不正侵入
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✅ 管理画面への不正アクセス
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✅ ファイル改ざん・スパムリンク挿入
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✅ サーバー乗っ取りや個人情報流出
こうした被害を未然に防ぐためには、日々の“基本的な設定”と“アップデート習慣”が極めて重要になります。
✅ WordPressセキュリティ対策15選【初心者OK】
① 管理画面のURLを変更する(/wp-login.php対策)
初期設定では、すべてのWordPressサイトが同じログインURLを使っています。
→ プラグイン「WPS Hide Login」で簡単にカスタムURLに変更可能。
→ 例)https://example.com/admin-login に変更するだけでブルートフォース攻撃が激減します。
② ユーザー名を「admin」にしない
「admin」というIDは真っ先に狙われます。
→ インストール時やユーザー作成時に別の名前にしましょう。
→ すでに使っている場合は新しいユーザーを作成し、adminは削除。
③ 強力なパスワードを使用する
英数字・記号を組み合わせた12文字以上の複雑なパスワードが基本。
パスワード管理ツール(1Password、Bitwardenなど)を使うのもおすすめです。
④ 二段階認証(2FA)を導入する
→ プラグイン「Two Factor」や「WP 2FA」で簡単に導入可能
→ Google Authenticatorなどと連携すれば、スマホ認証付きでログインが超強化
⑤ セキュリティプラグインを導入する
おすすめは以下のどちらか:
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Wordfence Security(海外製・多機能)
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SiteGuard WP Plugin(日本語対応・軽量)
どちらも:
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ログイン試行制限
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ファイアウォール
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攻撃ログ記録
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管理ページ保護 などが可能です。
⑥ プラグイン・テーマ・WordPress本体を常に最新にする
古いバージョンのまま放置していると、脆弱性がそのまま。
→ 「自動更新」機能の設定や、月1の手動チェックで被害を防止。
⑦ 使っていないテーマ・プラグインは削除する
無効化だけでなく、必ず削除することが大切です。
放置されたプラグイン経由で侵入されるケースは非常に多いです。
⑧ SSL(https)を導入する
「http://」のままだと通信内容が暗号化されず、盗聴のリスクがあります。
→ ConoHaやエックスサーバーなど、無料SSLが簡単に有効化できます。
→ WordPress内で「httpsリダイレクト」設定も忘れずに。
⑨ ログイン試行制限をかける
→ 「Limit Login Attempts Reloaded」などのプラグインで設定可能
→ 連続失敗時に一時的にログインをブロック=ブルートフォース対策
⑩ 管理画面へのアクセスをIP制限する
.htaccessやサーバー側で「特定のIP以外は/wp-adminにアクセス禁止」にする方法です。
企業サイトや個人運営なら、これだけで大幅な防御力アップになります。
⑪ XML-RPCを無効化する
→ XML-RPCとは、外部からのアクセスAPI機能。使わないなら無効化でOK
→ 「Disable XML-RPC」プラグインで一発対応可能
⑫ ファイル編集機能を無効にする
管理画面からテーマやプラグインファイルを編集できる機能(Appearance > Editor)は乗っ取られた時に悪用されやすい。
→ wp-config.php に以下を追記:
⑬ データベース接頭辞を変更する(wp_ → 任意)
WordPressのデフォルトでは、テーブル名に「wp_」が使われます。
これを変えることで、SQLインジェクションなどの攻撃を回避しやすくなります。
⑭ 定期的なバックアップをとる
最強のセキュリティは、**“もしもの時に復元できること”**です。
→ 「UpdraftPlus」などのプラグインで、Google DriveやDropboxへ自動保存
→ 少なくとも週1でバックアップを取得しましょう。
⑮ セキュリティ診断ツールを活用する
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Sucuri SiteCheck(外部からの改ざんチェック)
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Google Search Consoleのセキュリティ警告
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Site Kitと連携すればダッシュボードで一括確認も可能
✅ よくある質問(Q&A)
Q. WordPressってやっぱり危険ですか?
→ いいえ、しっかりと対策すれば十分安全に運用できます。被害の多くは「初期設定のまま」「更新放置」が原因です。
Q. 有料プラグインのほうが安全?
→ 一概には言えません。むしろ「更新されているかどうか」が重要です。無料でも信頼性の高いものを使えばOK。
Q. セキュリティ対策にお金をかけるべき?
→ 最低限の対策は無料で十分可能です。ただし、ビジネスやECなら投資する価値あり。(専用WAFやセキュリティ会社の保守など)
✅ まとめ|WordPressを安全に使い続けるために
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✅ WordPressは“人気ゆえに狙われやすい”が、対策すれば安全に使える
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✅ セキュリティ対策は「導入して終わり」ではなく「継続管理」が重要
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✅ 初心者でもできる15の対策を、今日から少しずつ始めてみよう
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✅ 安心・安全なサイト運営こそ、SEOにも信頼構築にもつながる
WordPressのセキュリティ対策は、「事故が起きる前の備え」。
未来のトラブルを未然に防ぐ“デジタル防災”として、今こそ一歩を踏み出しましょう。