【超初心者向け】GASでAPI連携する方法を完全解説!これだけでOK!

はじめに

「APIってなに?」「GAS(Google Apps Script)でどうやって連携するの?」
そんな初心者のあなたに向けて、この記事では、GASを使ったAPI連携の超基本から実践方法までわかりやすく解説します!

結論から言うと、
👉 GASなら、たった数行のコードでAPIとつながるんです。

最初は「難しそう」と思うかもしれませんが、この記事を読めば、今日中にあなたもAPIデビューできます!
さあ、未来を変える第一歩を踏み出しましょう!


APIとは?超かんたん解説

まず、「APIってそもそも何?」というところから。

APIとは、アプリケーション同士がデータをやりとりするための窓口のことです。
ざっくり言うと、

  • APIにリクエスト(お願い)を送る

  • APIがレスポンス(答え)を返してくれる

という流れで、プログラム同士が会話します。

例えば、

  • 天気予報のデータを取得する

  • 翻訳結果をもらう

  • 地図情報を取得する

こういったものが、実は全部API経由で行われています。


GASでAPI連携するメリット

GAS(Google Apps Script)を使ってAPI連携することで、こんなことができるようになります。

  • スプレッドシートにリアルタイムデータを自動で取り込む

  • Googleカレンダーと外部サービスを連携させる

  • LINEやSlackに自動投稿する

  • 毎日決まった時間にAPIを叩いてレポートを作る

しかも、ブラウザだけで完結するので、
パソコンに特別なソフトを入れる必要もありません。

GASは初心者にとって、最高のAPI連携入門ツールなんです!


GASでAPI連携する基本ステップ

それでは、実際にGASでAPI連携する手順を見ていきましょう。

① スプレッドシートを準備する

まずはGoogleスプレッドシートを開きます。
「拡張機能」→「Apps Script」をクリックして、スクリプトエディタを開きましょう。

UrlFetchAppを使う

GASでは、外部のAPIと通信するために
UrlFetchApp という機能を使います。

この一行が、世界への扉を開きます!

const response = UrlFetchApp.fetch('APIのURL');

これだけで、指定したAPIからデータを取得できます。
あとはこのレスポンスを好きなように加工するだけ!

③ レスポンスを扱う

取得したデータは、通常テキスト形式(JSONなど)で返ってきます。
それをプログラム上で使えるように整えます。

const json = JSON.parse(response.getContentText());

このJSON.parseがポイント。
返ってきた文字列を、プログラムで扱える「オブジェクト」に変換します。


【実践】実際にAPI連携してみよう!

ここでは「ダミーのAPIサービス」を使って、実際に手を動かしてみましょう。

1. ダミーAPIのURL

テスト用に、以下のAPIを使います。
👉 https://jsonplaceholder.typicode.com/todos/1

これは、仮のタスク情報(ToDo)を返してくれるAPIです。

2. コードを書いてみよう

Apps Scriptのエディタに、次のコードを貼り付けてみてください。

function getTodo() {
  const url = 'https://jsonplaceholder.typicode.com/todos/1';
  const response = UrlFetchApp.fetch(url);
  const data = JSON.parse(response.getContentText());
  
  Logger.log(data);
}

3. 実行してみる

メニューから「getTodo」を選んで「▶️実行」!
「表示」→「ログ」で、取得したデータが確認できます。

たとえばこんな感じ👇

{
  "userId": 1,
  "id": 1,
  "title": "delectus aut autem",
  "completed": false
}

やった!これであなたもAPI連携成功です!


よくあるエラーとその対処法

API連携で初心者がつまずきやすいポイントも整理しておきます。

■ APIキーが必要なのに付け忘れた

多くの本格的なAPIは、APIキー(認証用のパスワード)が必要です。
APIドキュメントをよく読んで、リクエストヘッダーやパラメータにキーを付与しましょう。

例:

const options = {
  headers: {
    'Authorization': 'Bearer YOUR_API_KEY'
  }
};

UrlFetchApp.fetch('APIのURL', options);

■ レスポンスがエラーコードだった

APIによっては、エラーの場合に400番台・500番台のステータスコードを返してきます。

そんなときは、

  • URLやパラメータにミスがないか?

  • 認証情報が正しいか?

  • APIの使用制限(レートリミット)に引っかかってないか?

を確認しましょう。

■ CORSエラーはGASなら無関係

ブラウザでよく見る「CORSエラー」。
GASはサーバー側からリクエストを飛ばすので、CORS問題は一切起きません
初心者にとっても安心ポイントです。


【応用】POSTリクエストもできる!

データを取得(GET)するだけじゃなく、
データを送信(POST)することもできます。

たとえば、フォームの内容を外部サービスに送る場合などに使います。

コード例👇

function postData() {
  const url = 'https://jsonplaceholder.typicode.com/posts';
  const payload = {
    title: 'foo',
    body: 'bar',
    userId: 1
  };
  
  const options = {
    method: 'post',
    contentType: 'application/json',
    payload: JSON.stringify(payload)
  };
  
  const response = UrlFetchApp.fetch(url, options);
  Logger.log(response.getContentText());
}

ポイントはoptionsオブジェクトで、
method: 'post'payloadをしっかり指定すること。


まとめ|GAS×API連携は最強のスキル!

この記事では、
GASでAPI連携を始めるために必要なすべてを解説しました。

✅ APIとは?
✅ GASでAPI連携する手順
✅ よくあるエラーと対処法
✅ 実践コードで体験

これさえ押さえれば、あなたももうAPI連携初心者卒業です!

GASとAPIを使いこなせると、
スプレッドシートやGmailだけでなく、世界中のデータとつながれるようになります。
「こんなことできないかな?」と思ったら、まずAPI連携を試してみましょう!

未来は、あなたの手の中に。

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