【初心者OK】BカートのCSVアップロード方法を完全ガイド|商品登録・在庫更新・価格変更まで効率化する操作手順とコツ
「商品が多すぎて手動で登録するのが無理…」
「CSVで一括更新したいけど、テンプレートの使い方が難しい」
「アップロードエラーが出る理由がわからない」
そんなお悩みを持つ方へ、この記事ではBカート(Bcart)でのCSVアップロード操作を“完全に”理解できるように解説していきます。
Bカートでは、商品登録・価格変更・在庫管理などの多くの作業をCSVで一括処理することが可能。
「手入力で1つずつ登録」から卒業し、効率よく・ミスなく作業するための実践ガイドです。
✅ CSVアップロードでできること(Bカート機能)
Bカートでは以下の情報をCSVで登録・更新できます:
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✅ 商品登録(商品コード/名称/説明/カテゴリなど)
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✅ SKU(バリエーション)設定
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✅ 販売価格・卸価格・原価の入力
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✅ 在庫数・在庫無制限の指定
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✅ 会員グループ別価格の設定
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✅ 商品の公開/非公開設定
🛠 CSVアップロードの全体手順【6ステップ】
ステップ① テンプレートCSVをダウンロードする
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管理画面にログイン
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[商品管理]>[CSV一括登録・更新]をクリック
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「CSVテンプレートをダウンロード」ボタンを選択
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自社の設定に合わせたフォーマットを取得
✅ Bカートのテンプレートは最新仕様に沿っているので、古いフォーマットはNGです。
ステップ② テンプレートをExcelやGoogleスプレッドシートで開く
推奨:
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Excel(Windows環境)
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Googleスプレッドシート(Mac・オンライン共有向け)
編集する際は:
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セルの並び順・項目名は絶対に変更しない
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カンマ(,)を本文に使うとエラーの原因に
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入力不要な列は空白でもOK(ただし削除はNG)
ステップ③ 商品情報・SKU情報を入力
主な入力項目:
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商品コード:英数字(重複不可)
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商品名:最大100文字程度
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商品説明:HTMLタグも可(改行や装飾)
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販売価格・原価:数値のみ。税別or税込に注意
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在庫:数値 or "9999"などで無制限化可
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SKU(バリエーション):SKUコード・組み合わせごとに列記入
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公開ステータス:0(非公開)/1(公開)
✅ SKU登録は「SKUコード」「カラー」「サイズ」など属性に応じて列を使い分けます。
ステップ④ ファイルをCSV形式(Shift-JIS)で保存
Excelで編集した場合:
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「名前を付けて保存」→「CSV(カンマ区切り)」形式で保存
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ファイル名は「products_upload.csv」などがわかりやすい
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文字コードは基本的にShift-JIS。UTF-8形式は文字化けの可能性あり
Googleスプレッドシートの場合:
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「ファイル」→「ダウンロード」→「カンマ区切りCSV」
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そのままアップロードすると文字コードがUTF-8になるため注意
ステップ⑤ 管理画面からCSVをアップロード
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[CSV一括登録]の画面に戻る
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「ファイル選択」で編集済みCSVをアップロード
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「確認」→ プレビュー表示 → 「登録実行」
✅ プレビューで「赤いエラー表示」がある場合は絶対に登録せず、一度戻って修正!
ステップ⑥ アップロード完了ログを確認
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正常にアップロードされた場合:「登録完了」と表示
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エラーがあった場合:「該当行と内容」が表示される
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エラーログはCSV形式でダウンロードして内容確認可能
⚠ よくあるCSVアップロードのエラー例と対処法
❌ 商品コードの重複
→ 【対策】商品コードは1つのCSV内でも過去登録分とも重複不可。固有に設定しよう。
❌ セルにカンマが混在している
→ 【対策】「無添加,低刺激」などの表記は、**ダブルクォーテーションで囲む(例:"無添加,低刺激")**必要あり。
❌ SKU未設定でバリエーションが表示されない
→ 【対策】SKU項目の組み合わせ(例:色×サイズ)をすべて記載して対応
❌ CSV形式が正しくない(拡張子ミス/文字コードミス)
→ 【対策】Shift-JIS形式で保存し、拡張子は「.csv」であることを確認
📦 応用編:既存商品の一括更新に使う方法
すでに登録済みの商品に対して:
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価格改定(卸価格のみ変更)
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在庫補充(在庫数列のみ変更)
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商品説明の更新(テキスト差し替え)
などもCSVで一括対応可能。
✅ 商品コードやSKUコードは変更せずに入力し、必要な情報だけ上書きすると安全です。
💡 CSVアップロードを運用で活かすコツ
✅ テンプレートCSVは複製して運用用に整理する
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全項目が入ったテンプレートとは別に「価格更新用」「在庫補充用」などの用途別テンプレを作っておくと時短に◎
✅ CSV登録は「テスト環境」で先に試す
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Bカートでは「テスト用商品」や「限定公開カテゴリ」を作って、表示確認やSKUバリエーション表示を事前にチェック可能
✅ 登録履歴とバックアップは必ず残す
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アップロード前後でCSVファイルを残しておけば、トラブル時にも即時復旧可能
✅ まとめ|BカートのCSVアップロードは“運営の効率化装置”
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✅ BカートのCSVテンプレートを使えば、商品登録・更新・SKU設定が一括でできる
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✅ 編集時は「コード・列・形式」を崩さないことが最重要
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✅ よくあるエラーは「文字コード」「SKUミス」「カンマ混在」に注意
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✅ 運用にあたっては「用途別テンプレート」「履歴保存」でミス防止
CSVアップロードを活用すれば、“人力で1日かかる作業”が“たった5分”で終わるようになります。
Bカートを運用するなら、CSV運用は避けて通れない最重要スキル。
初めてでも、一度やればきっと「もっと早く使えばよかった」となるはずです。