松江市

松江市は水の都として有名です。

お隣の出雲市にある出雲大社とあわせて観光をされる方が多いのではないでしょうか。

観光資源が注目されますが、松江市はおいしいものが沢山あります。

おすすめしたい特産品をいくつか紹介します。

【松江市とは】

山陰のほぼ中央に位置し、広島市から約180キロメートル、
大阪市からは鉄道距離で約370キロメートルのところにあります。

・住みやすいスポット
市内には車で1時間以内の距離に、出雲縁結び空港と米子鬼太郎空港の2つの空港があります。

車で中国横断自動車道尾道松江線(やまなみ街道)を通れば広島まで約2時間30分、
鉄道なら大阪市まで約3時間30分と大都市にも出やすい環境です。

また、バス停までの距離の近さも暮らしやすさの要因となっています。
生活の基盤となる主要スポットへは電車でもバスでも簡単に行くことができ、
市内から空港までのアクセスも便利です。

・大切にしたい自然がたくさん
松江市は、北部には大山隠岐国立公園に指定されている島根半島の景観美しいリアス式海岸、
南部には中国山地の緑豊かな山々を有する自然豊かな地域です。

中央部には水鳥の生息地として有名な宍道湖があり、
国際的に重要なラムサール条約湿地に登録されています。

宍道湖に沈む夕陽は「日本夕陽百選」にも選ばれ、茜色の光に包まれる幻想的な夕陽は
神話の国ならではなの特別な時間です。

・観光施設がたくさん

松江城や玉造温泉といった観光スポットも沢山あります。
また、怪談を執筆した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が有名で、

記念館の隣には当時住んでいた邸宅もあり見学が可能です。


また、八重垣神社では、和紙を池に浮かべ硬貨を置き、
和紙の沈む速さと距離で良縁の訪れを占うものが人気で、女性が多く訪れるスポットです。



【松江市の特産品】
・出雲そば
・宍道湖産大和しじみ
・津田かぶ
・あご野焼き
・雲州人参
・ほし柿 (西条柿)
・松江イワガキ
・和菓子
・イノシシ肉「やくも猪舞い」
・板ワカメ          など

あげたらキリがないほどたくさんありますが、そのなかでもおすすめをご紹介します。

【宍道湖産大和しじみ】

日本一の漁獲高漁獲高を誇る宍道湖のしじみ。
宍道湖は汽水湖であるため、大粒で肉厚なしじみが獲れます。
地元では昔から、宍道湖七珍(スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、コイ、シラウオ、シジミ)として、
しじみ汁などの郷土料理として愛されてきました。
しじみは、アミノ酸や天然ミネラルを含み、自然の健康食品としても注目されています。
アミノ酸の一種「オルニチン」を含んでいるので美肌を目指すなら積極的に摂りたい食材です。お土産にもオススメです。

【どじょう掬いまんじゅう】

安来節に合わせて踊る「どじょう掬い踊り」をモチーフにしたお菓子です。
踊りで使用する”ひょっとこお面”が可愛く、お土産にも大人気です。
通常の餡だけではなく、抹茶餡、チョコ餡、いちご餡、二十世紀梨餡など
様々なラインナップがあるのも楽しいですね。


【お茶・お菓子】※島根県松江市は日本三大和菓子処です。

島根県松江市は京都・金沢と並ぶ日本三大和菓子処です。
それと同時に、お茶の消費量が高いことで有名で江戸時代から続くお茶処です。
これは大名茶人であった松江藩七代目藩主・松平治郷(不昧公・ふまいこう)が松江に茶文化を広めたからです。

このお殿様は今でも"不昧公さん"と呼ばれ親しまれている人物です。

松江は抹茶を日常使いとして飲む習慣が残る珍しい地域で、和菓子屋さんも沢山あります。

日本三大茶会の一つ「松江城大茶会」が毎年10月に開催され、毎年約15,000人ほどの来場者で賑わいます。
不昧公の命日(4月24日) に近い日曜日には「茶せん供養」ならびに記念茶会も催されます。


【津田かぶ】

松江市東部の津田地区で昔から栽培されている赤かぶで、
勾玉(まがたま)のように曲がった形をしており、上部が赤く先端が白くなっているのが特徴です。

旬は秋~冬で、12月が収穫の最盛期です。

元々は滋賀県日野町で江戸時代から栽培されていたカブが原種となっていて、
参勤交代の際、松江に持ち込まれました。

宍道湖から流れる有機質を豊富に含んだ肥沃な土壌で育まれた赤カブは
独特の高い香り、甘みから、主にお漬け物として利用され、出雲地方の冬のお漬け物の代名詞とし古くから愛されてきました。



【さくら川ののどぐろめし】

老舗飲食店「さくら川」。地域の人に親しまれていた飲食店ですが、
2020年に型コロナウィルスの影響で惜しまれつつ閉店。
ですが、多くのお客様に愛された看板メニュー「のどぐろめし」をご家庭で味わってほしいと
クラウドファンディングに挑戦し商品化しました。
「食べるJAPAN美味アワード2021」にて、炙りのどぐろめしが"おとりよせネット賞"を受賞し、注目を集めています。

白身のトロと言われる「のどぐろ」を、日本海の藻塩をふって皮目を炙っているため、
脂の旨味が凝縮されています。
お茶漬け用の出汁はどぐろのアラからとった特製だしで、口の中いっぱいに旨味が溶け出ます。

まとめ
観光名所として知られる松江市ですが、実は日本海や宍道湖から恩恵を受けた
おいしい食べ物が沢山あります。
また、不昧公で知られるお茶どころでもあり、伝統文化がいまに感じられる町です。
しじみなどの海産物はお取り寄せグルメでも人気なので、
ぜひお取り寄せして松江市の雰囲気を味わってはいかがでしょうか。